映画「ナイル殺人事件(1978年公開)」を観た。
【解説】「オリエント急行殺人事件」に続きオールスター・キャストで映画化されたアガサ・クリスティのミステリ。原作は『ナイルに死す』。美貌と聡明さを兼ね備えた上、つい最近莫大な遺産を相続したリネット・リッジウェイは、親友ジャクリーンの婚約者と突然婚約をし、人目を避けてエジプトへハネムーンに旅立った。しかし豪華客船カルナーク号には、彼女に何らかの利害関係や遺恨、ないし敵意を抱いている者たちが勢揃いしていた……。
恐るべき盗み聞き、地獄耳で無礼なポアロを中心にストーリーは進む。(その当時、実兄が愛して止まなかった)オリビア・ハッセーの可愛さがとにかく際立っていた。ただ・・・あるシーンを観て、犯人が分かってしまった。多分以前観た事があったのだろう。そうなると犯人のトリックを前提に観てしまう。いつもなら乏しい記憶力を嘆くのに、この時だけは下手に覚えている記憶力が恨めしかった。
ちなみに「オリエント急行殺人事件」も同時期に予約してあったのだが、どちらが先だったのかの記憶は乏しく、つい続編の方から観てしまった。