映画「スリーデイズ(2010年公開)」を観た。
【解説】無実の罪で投獄された妻を救うため決死の行動に出た男の姿を描く『すべて彼女のために』を、『クラッシュ』『告発のとき』のポール・ハギス監督がリメイクしたサスペンス・アクション。愛する妻と幸せだった家族を取り戻すため、命懸けの脱獄計画に挑む主人公を、ラッセル・クロウが熱演する。『ブッシュ』のエリザベス・バンクス、『96時間』のリーアム・ニーソンが共演。限られた時間の中で、警察の追及をかわしながら展開する逃走劇の行方から目が離せない。
無実の妻の上訴を諦め、収監されている妻を脱獄させるためには手段を選ばない・・・とかなり無謀な内容である。そもそも肝心な妻に脱獄計画を告げていないから、最初から面倒なことになる。何事も事前報告は大事なのである。妻の奪還のために犯罪者になってしまう旦那に共感する要因がほとんどなく、タイトルである「スリーデイズ(あと三日)」も淡泊な脱走シーンにあまりハラハラすることも無く、元脱獄囚の「脱獄時には非情になれ」的なアドバイスを無視した上でのラストはおいおい!って感じで終了する。テレビ放映を録画したので、もしかしてかなりカットされていたかも知れないが、とにかく身勝手この上ないストーリーだった。
ちなみに「スリーデイズ」と変換したら、「スリーで伊豆」になった。