本ブログを始めたわずか四回目で書いたように私は満員電車を避けてここまで来た。
そもそものきっかけが中学生の頃にまで遡る。模試で都心の学校へ友人と向かった際にちょうど通勤ラッシュの時間に当たり、身動きが取れない車内で嫌気が差し、新小岩駅からわずかひと駅隣の平井駅で友人に別れを告げ、ひとり降りたことがあった。その際に「二度と満員電車に乗るまい」と誓ったことがきっかけで、それからバス通学の高校を選び、通勤も徒歩・自転車のみである。強く念じれば叶うものなんだな~と思っている。
だからその後も大相撲開催時の両国駅通過を始め、極力満員電車を避けて行動しているだが、先日どうしてもラッシュ時の新小岩駅8時の電車に乗らなければならない用事があった。満員電車慣れしている家族に確認した結果、7時ならまだ空いてるとのことで1時間ほど早めに行動して新小岩駅に向かったところ、ギューギュー状態の車両が到着した。嘘つき・・・と呟きながら体をねじ込む。「錦糸町駅でかなり人は下りる」との家族情報はこれまた見事に外れ、ほぼ誰も下りない。嘘つき・・・あと数駅と唱えるように駅数を数えていると、隣の若い男性がやたら踏ん張っていた。明らかに車両の揺れに逆らっている「意志のある」踏ん張り方なのだが、それが時々私に伝わり、途中から苛立ち始める。何故にそんなにも踏ん張る?踏ん張る意味は?目的は?とついつい反撃したくなるところで目的駅に到着。冬の寒い朝にも関わらず、シャツは汗だくになっていた。翌週は5時台に乗ってみたら、7時台よりは空いていたが、座席はほぼ埋まっていた・・・こんなストレスを毎日続けている通勤者の皆さんの苦労をただただ感動するばかりである。
で?結局、あの時の模試はどうしたんだろうか?