ボールペン字講座では学習前に現状レベル確認のため、自分の名前と住所を書いた用紙を提出することになっていて、普段通りに書いて郵送した。ひらがなの練習を始めていると三週間後に添削されて返送された。
【左が未学習の時の字→先生のお手本→3ヶ月後】
添削された自分の書いた文字には〇がひとつもなく色々な修正点が書き込まれており、先生の書かれたお手本の私の名前は素晴らしいほど綺麗で美しかった。それからひらがな練習をした後に、先生の見本を参考に住所・氏名の練習を続けた。ただこれまで数え切れないほど書いてきた自分の名前を矯正するのは実に難しく、途中で名前を「田中一」に改名しようかと思ってしまうほどだったが、毎日のように書き続けているとそれなりに少しずつ進歩がみられる。そして三ヶ月練習を重ね二回目の提出をするとなかなか高評価だった。〇を貰えるのは嬉しいものだが仕事等で書く際にはやはり元通りになってしまったり、やたらバランスが悪くなったりしてしまう。
実は自分の漢字が一番難しいという事実・・・恐るべし50年の歴史・・・
ふとプロスポーツ選手のフォーム改造の大変さと勝手に重ねる。みんな頑張ろうぜ、私も頑張るからさ