まん延防止が解除された3月22日に東京電力管内で初めて「電力需給ひっ迫警報」が発令された。
東京タワーの上半分が消灯、東京スカイツリーも2012年の開業以来、初めて夜間のライトアップを中止する事態になり、営業時間内にも関わらず、コンビニエンスストアやファミリーレストランの看板も消灯され東京の夜の街から明かりが消えた。電力がひっ迫した理由の1つが3月16日に起きた最大震度6強の地震。一部の火力発電所が停止したことで電力供給量が低下。 さらに3月22日は真冬並みの冷え込みとなり、暖房の使用などによる電力不足により、最大300万軒規模の停電が発生するおそれがあったが、23日午前11時に解除された。
ふと3.11の計画停電を思い出す。あれから10年以上が経過し、どことなく電力に関して無頓着になっているので、節電を心掛けるために定期的に行ってもいいのかも知れない。