長年入居されていた方が退去された。
靴を脱いで入室することすら躊躇うほどの室内で最終的にほぼ全面改装となり、各種見積書を精査しつつ、按分をして元入居者さんへ清算見積書を郵送した。もちろん東京ルールに基づいて算出した金額ではあったものの残金はかなり少なかったので様々なケースを想定しながら、返信期日を待つが予想外に連絡が入ることもなく、作業を進めていた頃に元入居者さんの親族の代理人さんが来社された。
第一声は「高い」とのこと。各項目の金額負担についてひとつひとつ説明をしたものの、納得されずに「無料相談で確認したがこれは高い」と言われた。内容には絶対的な自信があったので、その無料相談の連絡先を確認するとそれは教えられないとの回答。このような話ではよく出てくるパターンで、今回は無料相談であったが「不動産に詳しい人」「他の不動産屋」「ネットで調べたら」はよく「登場」する。そもそも高額をふっかけている訳でもないし、実際には本来負担して頂く箇所を加えたら不足してしまうのでかなり調整していること点を踏まえて、最終的に微調整することで承諾を得た。
とても気持ちは分かるが、変な小細工をせずに要望を伝えた方が物事はスムーズに進むと思うのだが・・・。
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