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映画「ステップ(2020年公開)」を観た。
【解説】妻に先立たれて男手ひとつで娘を育てるシングルファーザーと、母親を亡くし父と2人で人生を歩む娘の10年間の足跡を描いた重松清の同名小説を、山田孝之主演で映画化。結婚3年目、30歳という若さで妻の朋子に先立たれた健一。妻の父母から1人娘の美紀を引き取ろうかと声をかけてもらったが、健一は妻と時間をともにした妻の気配が漂うこの家で、娘と天国にいる妻との新しい生活を始めることを決める。娘の美紀の保育園から小学校卒業までの10年間、さまざまな壁にぶつかりながらも、亡き妻を思いながら、健一はゆっくりと歩みを進めていく。山田が自身初のシングルファーザー役を演じるほか、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈らが顔をそろえる。監督は「虹色デイズ」「大人ドロップ」の飯塚健。
次の段階へ進むのステップかと思いきや、義父母を意味するステップだった(兼ねてる?)。これまで義父母や義兄弟はどちらかというとあまり良く取り扱われないものだが、本作品では義父母を始め、皆良かった。特に義父の仕事を退職した際の意地やプライドが最期まで貫かれる生き様がやたら格好いい。こんな爺さんになりたいものである。またそれぞれの年代の子役が良い。
母親が亡くなった時の子供の年齢が1歳半というのもうちの孫とも重なるので、やたらとリアリティを感じると共に、育児の大変さを痛感する作品であった。