東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

映画:「TAR ター」

2024年12月29日 09時30分25秒 | 映画の話

映画「TAR ター(2023年公開)」を観た。

【解説】「イン・ザ・ベッドルーム」「リトル・チルドレン」のトッド・フィールド監督が16年ぶりに手がけた長編作品で、ケイト・ブランシェットを主演に、天才的な才能を持った女性指揮者の苦悩を描いたドラマ。ドイツの有名オーケストラで、女性としてはじめて首席指揮者に任命されたリディア・ター。天才的能力とたぐいまれなプロデュース力で、その地位を築いた彼女だったが、いまはマーラーの交響曲第5番の演奏と録音のプレッシャーと、新曲の創作に苦しんでいた。そんなある時、かつて彼女が指導した若手指揮者の訃報が入り、ある疑惑をかけられたターは追い詰められていく。「アビエイター」「ブルージャスミン」でアカデミー賞を2度受賞しているケイト・ブランシェットが主人公リディア・ターを熱演。2022年・第79回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品され、ブランシェットが「アイム・ノット・ゼア」に続き自身2度目のポルピ杯(最優秀女優賞)を受賞。また、第80回ゴールデングローブ賞でも主演女優賞(ドラマ部門)を受賞し、ブランシェットにとってはゴールデングローブ賞通算4度目の受賞となった第95回アカデミー賞では作品、監督、脚本、主演女優ほか計6部門でノミネート。

以前からマイリストに入れていたものの158分の上映時間に躊躇していたが、鑑賞終了間近リストに挙がったので休日に視聴開始。冒頭の背景真っ黒で文字だけのオープニングクレジットがやたら長いが作曲家の意図を汲む指揮者としての役割、ケネディの葬儀で12分かけて演奏したマーラー交響曲第5番のアダージェット他の対談シーンは専門用語が飛び交いその都度siriで確認しながらであったが実に興味深い内容だった。長い上演時間ならではのじっくりと丁寧にオーケストラの裏側とたくさんのクラッシックを聴きながら前半は進む。しかし後半から展開がやたら早くなりどこか尻窄みでエンディング。本作品の中で「(ハラスメントで)訴えられたら真偽は別として最後」的な発言が現代を象徴している。作品中に登場するバーンスタイン指揮の音楽を聴いてみたいと思った。

男女問わずパートナーから問い詰められるとあたふたするんだな~と変な感想が残った。

【明日12/30(月)午後~1/4(土)まで正月休みとさせて頂きます】

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

東京下町・新小岩駅の不動産屋三代目のつぶやき 


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