先日テレビでお亡くなりなった方と会話が出来る復元納棺師さんが放映していた。
霊媒師さんではなく復元納棺師さんの話によると遺影に魂が宿ると数グラム重くなるそうで、実際に視聴者さんが体験されていた。すると遺影が重くならずに軽くなっていてそれを「目の前にいらっしゃいますね」と納棺師さん。遺影の前で二本のろうそくに火を灯し、故人の好物を並べた上でYESかNOで質問すると、YESの時は右側の故人のろうそくが揺れ、NOの時は揺れず、左のご先祖様のろうそくが共鳴するかのように揺れることもあった。事務所の父母の遺影の前に通常のろうそくと三月の金沢ひとり旅で購入した七尾ろうそくがふたつ置いてあったので、翌日試しに質問してみると揺れる時と揺れない時があった。ちなみに父母に「そっちは楽しいの?」と訊ねると炎は微動だにしなかった・・・
以前母の一周忌の法要の時のお線香の不思議な煙も、「彼」が亡くなった後に遊びに来た孫が自宅リビングで「足音が聞こえる」とふと漏らしたことがあったが、それらを「そんな馬鹿な~」とか「たまたまだろう」と思うのは仕方ないし、信じる信じないはその人次第であるので理解の強制も強要もしないが、記念日にディズニーリゾートを訪れるとスタッフさんが「さっき立ち寄ってくれてサインを貰いましたよ」とミッキーマウスのサイン入りメッセージカードを手渡される時と同じでそう思った方が世の中は楽しいと思う。
だから今度「彼」とも会話してみようと思う。