先月数ヶ月振りに何も用事のない休日を迎えたと思ったら、翌週からの休日の予定の中止や延期が相次いだ。
最初は予定がないことにウキウキしながら映画三昧やら自由時間を決め込んでいたものの、いつものように一日で飽きてしまった。これまで連休の時は必ずどちらかは出掛けるように心掛けていたのだが翌日は大雨の予報と知り早々と完全連休を決め込み、一歩も外出しない二日間を過ごしてしまった結果、とても後悔してしまったのだが、おそらくその後悔の時期を過ぎるとそれはそれでありだななんて思い始めてしまうのだろう。
映画「658km、陽子の旅」の陽子だって最初から望んだ生活ではなかっただろうが、日に日に慣れ始めて月日が経過してしまった結果なのだろう。出掛けないと疲れないし、散財もしないので体にも懐にも優しいのだが、コロナ禍で痛感したようにやはりお金がよどむ気がするのは間違いない気がする。そんな話を友人にすると「出掛けなきゃ駄目だ」と街へ連れ出してくれた。深酒もありおかげで深夜に帰宅すると泥のように爆睡してしまった。出掛けることや散財することの大切と共に何より「しょうもないことをあれこれうだうだと考える時間」が無かったことが良かった気がする。さらに不思議なもので今後の色々な計画や予定がポンポンと出来上がった。やはり行動すると何かが起きるのである。
今後も自分なりにリタイアした時の毎日が休日を想定しつつ、何をすべきか改めて「きょういく・きょうよう」の幅を広げる準備をしておかなきゃなと思う。