東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

人間力

2023年05月30日 09時37分32秒 | 二代目のつぶやき

先月57歳を迎え、ふと今後の人生において必要な人間力とは何なんだろうとこれまでの経験や実体験から改めて現実的に考える。体力、気力、知力、財力、健康力・・・様々なものが考えられ、それぞれすべて大切であると思うのだが、その中でやはり昨年末にも書いたように「会話力」なのではないかと思う。

こちらから話始めた会話にも関わらず、いつの間にか相手が横取りして延々と話し続ける人の話を同級生から聞いた。高田純次は歳を取ってやっちゃいけないのは「自慢話」「昔話」「説教話」と言っているが、自戒の意味を込めて私は「長話」を付け加えたい。20代の頃、妻からの話題についてどこか上から目線で知らない話でもさぞかし知っているような口調で話している時期があった。今考えるとあの変にとんがった態度は恥ずかしい限りなのだが、知ったかぶりをしている前提での話なので当然会話が膨らむこともなく、すぐに終わってしまう。そんなしょうもない会話を悔い改めて現在に至っている。

会話のキャッチボールすら出来ないと確実に「相手にされなくなる」。これだけは間違いない。つまらない会話の人には話し掛けない。仕事上では立ち位置によっては「最低限の会話」には付き合ってくれるかも知れないが、忙しかったり、仕事を離れたり、立ち位置が変わった瞬間に相手にされなくなるのは火を見るよりも明らかである。面倒なのは歳を追うごとに人と話したい欲求が深くなるので、誰彼構わず時間構わず話し掛ける人をよく見掛けるのだが、相手の状況を考えない上にキャッチボールが出来ないのですぐに疎ましがられる。そうなると怒鳴ったり、声を荒らげたりする悪循環の老害道まっしぐらになる。歳を重ねれば重ねるだけ、周りの皆さんの手助けが必要になる。助けてもらうにはやはり初めの一歩である会話力が肝心だと思う。もちろんそれは他人様に対してだけでなく、家族や身内に対しても同様である。

だからしっかりとしたキャッチボールが出来るように、今のうちからしっかりとブルペンで肩を作り上げなきゃいけないんだろうな~と思う。いきなりの緊急登板だとコントロールが定まらないだろう。相手の取りやすいところにしっかり投げれるように毎日少しずつ肩を温めておきたいものである。

そんなことに気をつけながら、どうせなら話題の引き出しもたくさん増やして行きたいものだとも思う。

【明日5/31(水)は当社定休日となります】

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

東京下町・新小岩駅の不動産屋三代目のつぶやき 

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