映画「FALL フォール(2023年公開)」を観た。
【解説】地上600メートルの超高層鉄塔に取り残された2人の若者の運命を描いたサバイバルスリラー。山でのフリークライミング中に夫を落下事故で亡くしたベッキーは、1年が経った現在も悲しみから立ち直れずにいた。親友ハンターはそんな彼女を元気づけようと新たなクライミング計画を立て、現在は使用されていない超高層テレビ塔に登ることに。2人は老朽化して不安定になった梯子を登り、地上600メートルの頂上へ到達することに成功。しかし梯子が突然崩れ落ち、2人は鉄塔の先端に取り残されてしまう。「シャザム!」のグレイス・フルトン(グレイス・キャロライン・カリー)とドラマ「マーベル ランナウェイズ」のバージニア・ガードナーが主演を務め、2022年版「スクリーム」のメイソン・グッディング、ドラマ「ウォーキング・デッド」シリーズのジェフリー・ディーン・モーガンが共演。「ファイナル・スコア」のスコット・マンが監督を務めた。
映画「127時間」とまた違う絶体絶命感の作品だが、孤独ではないところが大きく異なる。観ていて最初は地上600メートルの高所に足がすくむものの、不思議なことに次第に地上劇のようにハラハラ感がなくなってくる。持ち物がほとんどない状況なので、「鉄柱に体とローブに巻き付けてジリジリ下る」「襲ってきた鷹の足に掴まって降りる」とか自分なりに脱出方法を考えてしまうのだが、そもそもドローンをモーテルへ飛ばすよりももっともっと簡単で確実な方法があるのに・・・。
どちらにせよ理由はどうであれ動画収入を目的に立ち入り禁止ゾーンへ進入しての無謀な行動ならば自業自得じゃんとか、一年近く酒浸りで体力が落ちているんじゃないの?の意見を封印出来る人はこの作品を最後まで楽しめると思う。
ちなみに証拠のない不倫であるならば最後までしらを切るのがベストじゃないかな?と思った。
【明日9/19(火)~9/20(水)は当社連休となります】