東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

映画:「せかいのおきく」

2023年05月07日 09時41分03秒 | 映画の話

公開中の映画「せかいのおきく」を観に行った。

【解説】「北のカナリアたち」「冬薔薇(ふゆそうび)」などの阪本順治監督が、黒木華を主演に迎えて送る青春時代劇。江戸時代末期、厳しい現実にくじけそうになりながらも心を通わせることを諦めない若者たちの姿を、墨絵のように美しいモノクロ映像で描き出す。武家育ちである22歳のおきくは、現在は寺子屋で子どもたちに読み書きを教えながら、父と2人で貧乏長屋に暮らしていた。ある雨の日、彼女は厠のひさしの下で雨宿りをしていた紙屑拾いの中次と下肥買いの矢亮と出会う。つらい人生を懸命に生きる3人は次第に心を通わせていくが、おきくはある悲惨な事件に巻き込まれ、喉を切られて声を失ってしまう。中次を寛一郎、矢亮を池松壮亮が演じ、佐藤浩市、眞木蔵人、石橋蓮司が共演。

黒木華・池松壮亮観たさにゴールデンウイーク中に劇場へ足を運んだ。葛西や亀有、中川と馴染みのある地名が登場し、少しだけ親近感を覚える。映画「六月の蛇」以来のモノクロ作品であったが各章のラストにカラーになるシーンがある。江戸の糞尿を運ぶ汚穢屋(おわい)が主人公の職業なので、序盤から糞尿が音を含めて生々しく登場する。モノクロだからまだ耐えられたがカラーになるとゲンナリしてしまった。もう少しオブラートに包んでくれたら・・・と思った。

恋する武家娘を黒木華が可愛らしく演ずるものの、タイトルの「せかい感」が私にはよく分からないまま、エンディングを迎えてしまった。どこか中途半端で勿体ない作品に思えてしまった。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

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