昨年新宿の末廣亭にクラウドファンディングし、お礼の品として招待券が送られてきた。
ゆったりと寄席を堪能する予定で毎月の定席番組で出演者をチェックしていたが、なかなか惹かれる演目がないまま月日は流れ、有効期間が迫る中、最もチケットが取れない 人気講談師・神田伯山が夜の部主任を務める回を発見。
そもそも浪曲は聴いたことがあるが講談は(恐らく)初体験だし・・・全席自由席なので終業後に向かっても恐らく立ち見だろうな・・・とうだうだ考えても仕方ないので猛暑日の余韻が残る終業後に空いている上り電車に乗り込み新宿へ向かう。都内で四つしかない定席(毎月休むことなく開演している寄席、鈴本演芸場 ・新宿末廣亭・ 浅草演芸ホール ・池袋演芸場)のうち、大好きな小屋である新宿末廣亭へ2010年以来の来場したものの・・・入口で「立ち見ですかね?」と訊ねると「本日は(満員)札止めなんです」とのこと。
凄ぇな伯山、さすが人気講談師である。予想以上であったが想定内でもあったので、大した落胆もなく、久しぶりに新宿をぶらついて、翌週ゆったりと寄席を楽しもうと思った。