映画「ずっと独身でいるつもり?(2021年公開)」を観た。
【解説】フリーアナウンサーでドラマやCMなど多方面で話題をふりまく田中みな実が映画初主演を果たし、おかざき真里の同名コミックを実写映画化。10年前に執筆したエッセイが異例のヒットを記録し、一躍有名作家となった36歳の本田まみ。女性の人生における幸せの価値を赤裸々につづって読者の支持を得てきたが、続くヒット作を出すことができずにいる。世間から求められるままに配信番組のコメンテーターを務めるなど作家として迷走する一方で、周囲からは事あるごとに独身であることを心配されている。年下の恋人とは結婚に向けて交際を続けているが、価値観の違いから不安と怒りが募っていく。周囲の雑音に傷つき、揺れながらも、自分にとっての幸せの形を見つけ出そうとする彼女だったが……。監督は「おいしい家族」「君が世界のはじまり」のふくだももこ。
本作品ではやたら気になる台詞が登場する。元カレと再会した際に「選ぶ言葉が全部毒をはらんでネガティブな人」と思い出すシーンや主人公の母親の「結婚しても一人で生きてく覚悟が必要」や女友達の「孤独死のほとんどは既婚者」、結婚した仕事仲間の「結婚は絶対的な味方がいる」などなと・・・中でもあやか役を好演した徳永えりが子供を連れて公園に行くと言う夫への「子供と遊ぶだけのことを子守りとは言わない」はグッサと来たな~
ただ私の好きな田中みな実の魅力が今ひとつだったのは残念だったが、どちらにせよ結婚がすべてではないことは確かである。