ベテラン俳優の長門裕之(77歳)が肺炎による合併症のため21日死去した。
彼の数々の出演作品の中で、私が一番印象深いのは1980年(昭和55年)に放映されていたテレビドラマ「池中玄太80キロ」での楠公(なんこう)こと楠 英政通信社写真部長役である。西田敏行と子役たちとのふれあいが涙を誘うハートウォーミング・ドラマ。1980年の第1シリーズに続き、翌1981年( 昭和56年)に第2シリーズ、1989年に第3シリーズ、そして1992年にスペシャル版が放映された。主題歌「 もしもピアノが弾けたなら/西田敏行」「鳥の詩/杉田かおる」も大ヒットした。
楠公(なんこう)さんが「半ペラっ~」と井上純一を叱りつけるシーンを始め、非常に口論シーンがあるドラマであるものの人情味溢れるストーリーで、どこか下町人情ドラマのテイストも含まれており、当時14歳の私は毎週の放送日を楽しみしていたものだ。また坂口良子がとても綺麗だった。
今思い返しても非常につくづく面白いドラマだったな~と思う。
合掌・・・
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