映画「世界一キライなあなたに(2016年公開・原題ME BEFORE YOU)」を観た。
【解説】世界中で読まれているジョジョ・モイーズの恋愛小説「ミー・ビフォア・ユー きみと選んだ明日」を映画化。バイク事故で車いすの生活となり生きる気力をなくした青年実業家と、彼の介護に雇われた女性の切ない恋の行方を描く。主人公の女性をテレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」などのエミリア・クラーク、実業家を『ハンガー・ゲーム』シリーズなどのサム・クラフリンが演じる。そのほか『アルバート氏の人生』などのジャネット・マクティア、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』などのチャールズ・ダンスらが脇を固める。
彼も彼女も笑顔が素敵な作品であるが、特に広瀬アリス似のエミリア・クラークの明るい表情を見るだけでも、キャメロン・ディアス同様幸せな気分になれる。前職のウエイトレスでの彼女のサービスを始め、元気いっぱいでチャーミングな彼女は好きだなぁ~車椅子のダンスシーンはとても美しく、「果敢に生きろ」のメッセージは素敵だった。最期の選択はもし自分だったらと考えてしまうのだが、「絶望的な朝」を毎日迎える本人でしか分からない決断であり、周りは賛成とも反対とも言えないだろう。
ただ邦題だけがいただけなかった。原題のME BEFORE YOU(あなたの前の私)は車いすでのダンスシーンを彷彿させるタイトルだったのにと思った。