先日の広島でのこと。
広島空港から呉駅行きのエアポートバス「呉広島空港線」に乗車した。乗車の際にドライバーさんに「新広駅の降車希望」と伝える必要がある。土地勘がないとなんのこっちゃの話であるが、私は今回で二回目なので理解していた。
空港から呉駅へ向かうのだが新広駅は若干本線を外れ遠回りになるためで、事前に申し出ないと寄りませんぜシステムなのである。
じゃあ?寄る時と寄らない時の時刻表はどうなるの?と疑問に思うのだがちゃんと7分の時間差の二段書きになっているデマンド運行(事前予約により運行する時刻や経路が変わる交通方式)だった。バスの運行について以前も書いたように無駄な遠回りをしない効率的なシステムだと思う。ということは新広駅からは乗車される人は立ち寄らない場合もあるのでは?と思ったら新広駅前は降車専用だった。ちなみに新広駅で降車すると広電バス呉エリアで利用可能なフリーチケットを1枚贈呈されるそうで、つまりもし空港へ行く際にこのバスを利用するなら呉駅まで移動してねってことなのだろう。とても丁寧で親切で納得のいくシステムである。