駐車場の契約者さんより契約解約の予告があった。
私より少しだけ年上の方で、数年前に「ようやく自分だけの欲しい車を購入出来る年齢になった」と喜ばれていたことを思い出す。その後も駐車場で愛車をとても手入れをされている様子をよく見掛けたり、ドライブに出掛けた話等、本当に愛車を大事にされていることをいつも感じていたので、「さぞ寂しいのでは?」と訊ねると実はまだ決めかねているとのこと。
「ハンドルを握る度に『捨てないでぇ~』って声が聞こえてくるのでは?」と問い掛けると「そうなんですよ~」とあれこれ悩んだ結果、解約の予告は一週間先猶予することになり、そして一週間後に継続との連絡が来た。
新車を喜び中古車には全く未練のない女性には理解出来ない、愛車への何とも可愛らしい男性の愛着である。分かる分かる