映画「宇宙戦争(2005年公開)」を観た。
【解説】H・G・ウェルズの人気小説をスティーヴン・スピルバーグ監督がトム・クルーズ主演で映画化したSF超大作。共演は人気子役のダコタ・ファニング、演技派ティム・ロビンス。スタッフも役者も一流ぞろいで、スピルバーグ映画史上最高額の製作費1億3300万ドル(約138億円)をかけた豪華エンターテインメント。オリジナルとは一味違うラストも必見。
やたら登場人物たちがヒステリックに怒鳴り散らす。ラストは解説付きでナレーションが流れるのだが、ずっと地中に居たのでは?とかなり無理を感じる。またタイトルの宇宙感が乏しく、謎の物体たちが大量に人類を滅ぼして行く半面、隠れた人々をひとりひとり始末する丁寧な仕事もちゃんとしている。子役がやたら安達祐実に見えて仕方なかった。宇宙人との友情を描いたE.Tとは異なるスピルバーグ作品であった。
物体の無差別殺傷よりも逃げる群衆の怖さの方が強かったが、とりあえずトムが今回も無敵だった。