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ジョウザンシジミ中間型写真集。2024-7-13 ジョウザンシジミ中間型5匹を撮影。
2024-7-13(土) 曇り 時々晴れ 25℃
昨日、ジョウザンシジミ中間型と思われる個体が我が家の庭で羽化し、飛翔中であったのを確認したので、他にも羽化している個体はないかと庭を探索しました。
午前11時。予想通り、北見市の我が家の庭のエゾキリンソウ群落をジョウザンシジミ5匹が比較的ゆっくり低く飛んでいるのを発見しました。
新鮮で羽化したてと思われる個体たちで、すぐエゾキリンソウの葉などに止まる。
デジカメを取りに家にもどって、あまり活発に飛び回らない5匹に超接近して激写した。
普通はジョウザンシジミの超接近撮影の機会は限りなく少ないが今日は5匹ともとても良いモデルになってくれた。
腹部などをみると5匹は全てオスのように思われた。
微風がやってくると乾いたばかりと思われる羽根が風にたなびいている。
ときどき陽がさすと羽根を開いて陽光を浴びようとする。
翅表を見ると期待していた通り美しい中間型の翅表でした。猛暑の夏などの8月に羽化するいわゆる夏型の翅表は普通真っ黒けで、お世辞にも綺麗とは言えないが、これら中間型個体はとても美しいと思います。
越冬蛹となり翌年の早春5月に羽化する春型の翅表は全体に青く美しい。しかし、今回2024年7月13日に羽化したこれら5オスの翅表はその中間、すなわち羽根の半分が黒く半分が明るい中間型とでも言うべきもので、とても美しい。私は初めて見た。
陽がかげり、微風が少し強まるとすぐに羽根をたたんでしまうので美しいピントの合った写真を撮るのはなかなか大変でした。とは言っても、つい少し前までは36枚撮りフィルムで渾身の一枚としてシャッターを切っていたころとは隔世の感じです。
こうしてこの日は2000枚以上のデジカメ写真を撮影しました。なんとか使えそうな写真は今回お示しした 90枚ほどしかありませんでしたが、ジョウザンシジミ中間型の画像記録写真集としてアップしました。
今回、おそらくこれらジョウザンシジミは 少なくとも3年にわたって我が家の庭で発生を続けてきたものと思われます。わが家の庭のジョウザンシジミは採集したり標本にすることなく生きている個体の画像記録だけにして自然経過を見て行きたいと思います。
今回のジョウザンシジミ中間型はこれまで経験したことのない近年の異常気象に伴う異常高温下で、しかも飼育環境ではなく、自然環境下でおそらく初めてこの世に出現したものと思います。おそらく、他の昆虫類や植物などに似たような現象が起きていないかは興味深いところです。
さて、来年(2025)もジョウザンシジミ中間型は出るでしょうか ? 。
この項 続く。
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