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北海道産ウラジャノメの採卵 その壱
2017-7-7 (金) 晴れ 36度C
朝9:30、 北見市郊外のウラジャノメ発生地に撮影にいったが このとき♀を数匹持ち帰り採卵をこころみることにした。
採卵用にウラジャノメの食草リシリスゲ一株掘って持ち帰った。
株を三つに分けて採卵用の環境を作り、母蝶の吸蜜源としてちょうど開花していたエゾキリンソウの花を用いた。
これらを採卵用のタッパウエアにいれ、母蝶を放して採卵開始。
実はウラジャノメは多くの蝶のように食草に卵を産み付けることをしない。
食草リシリスゲの近くにパラパラと空中に卵を産み落とす、いわゆる放卵の形で産卵する。
生きたままのウラジャノメ♀を三角紙にいれておくと、たいてい5-10卵程度なら三角紙の中に勝手に産んでしまうことも多い。
今回は、けっこうお腹の大きいウラジャノメ2♀♀をタッパーに放した。
さて、どのくらい産むだろうか。
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北海道産ウラジャノメの採卵 その壱
2017-7-7 (金) 晴れ 36度C
朝9:30、 北見市郊外のウラジャノメ発生地に撮影にいったが このとき♀を数匹持ち帰り採卵をこころみることにした。
採卵用にウラジャノメの食草リシリスゲ一株掘って持ち帰った。
株を三つに分けて採卵用の環境を作り、母蝶の吸蜜源としてちょうど開花していたエゾキリンソウの花を用いた。
これらを採卵用のタッパウエアにいれ、母蝶を放して採卵開始。
実はウラジャノメは多くの蝶のように食草に卵を産み付けることをしない。
食草リシリスゲの近くにパラパラと空中に卵を産み落とす、いわゆる放卵の形で産卵する。
生きたままのウラジャノメ♀を三角紙にいれておくと、たいてい5-10卵程度なら三角紙の中に勝手に産んでしまうことも多い。
今回は、けっこうお腹の大きいウラジャノメ2♀♀をタッパーに放した。
さて、どのくらい産むだろうか。
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北海道産ウラジャノメ Lopinga achine jezoensis の撮影
2017-7-7 (金) 晴れ 35-36度C
北海道の北見市界隈ではウラジャノメは七夕の頃、発生する。
朝9:30、北見市郊外のウラジャノメポイントへ出発。
今日はよく晴れて朝から気温が高い。
現地へつくと昨年ウラジャノメが多かった草つき広場は直射日光で暑いせいか何もいない。
比較的すずしい道路沿いに木漏れ日のなかを不規則なパターンで飛翔する♂が多かった。
ウラジャノメ採集の常で木漏れ日の中を飛ばれると、遠近感つかめず空振りで取り逃がす個体が多い。
羽化したてと思われる個体もいて、これらは飛翔が穏やかで、数匹を撮影することができた。
後翅裏面の白帯は本州産より幅広く Lopinga achine jezoensis の特徴をよくあらわす。
発生地の下草はウラジャノメの幼虫が食べる食草のリシリスゲがびっしりと見られる。
まあまあの写真が撮れた感じ。
発生地にフキや笹が広がってゆくと下草のリシリスゲが消えてゆき発生地は衰退してゆく。このパターンはキタベニヒカゲも同様である。
シロオビヒメヒカゲやヒメウラナミジャノメも見られた。
ウラジャノメ採卵用にリシリスゲ一株掘って持ち帰った。
この日は結局ウラジャノメ10♂♂3♀♀を撮影・採集。
ウラジャノメ♀
ウラジャノメ♀
ヒメウラナミジャノメ
この日は全道的に暑く、熱中症で多くの人が病院へ運ばれたもよう。
このあと昨年ウラジャノメがみられた別の林道へ入ってみたがたいしたチョウはおらず 入り口でイチモンジチョウ1♂のみ。
茂みの中に転がっていたエゾシカの頭骨撮影。
帰宅すると暑さでアジサイが完全にしおれていたが水をやったら生き返った。
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北海道産ウラジャノメ Lopinga achine jezoensis の撮影
2017-7-7 (金) 晴れ 35-36度C
北海道の北見市界隈ではウラジャノメは七夕の頃、発生する。
朝9:30、北見市郊外のウラジャノメポイントへ出発。
今日はよく晴れて朝から気温が高い。
現地へつくと昨年ウラジャノメが多かった草つき広場は直射日光で暑いせいか何もいない。
比較的すずしい道路沿いに木漏れ日のなかを不規則なパターンで飛翔する♂が多かった。
ウラジャノメ採集の常で木漏れ日の中を飛ばれると、遠近感つかめず空振りで取り逃がす個体が多い。
羽化したてと思われる個体もいて、これらは飛翔が穏やかで、数匹を撮影することができた。
後翅裏面の白帯は本州産より幅広く Lopinga achine jezoensis の特徴をよくあらわす。
発生地の下草はウラジャノメの幼虫が食べる食草のリシリスゲがびっしりと見られる。
まあまあの写真が撮れた感じ。
発生地にフキや笹が広がってゆくと下草のリシリスゲが消えてゆき発生地は衰退してゆく。このパターンはキタベニヒカゲも同様である。
シロオビヒメヒカゲやヒメウラナミジャノメも見られた。
ウラジャノメ採卵用にリシリスゲ一株掘って持ち帰った。
この日は結局ウラジャノメ10♂♂3♀♀を撮影・採集。
ウラジャノメ♀
ウラジャノメ♀
ヒメウラナミジャノメ
この日は全道的に暑く、熱中症で多くの人が病院へ運ばれたもよう。
このあと昨年ウラジャノメがみられた別の林道へ入ってみたがたいしたチョウはおらず 入り口でイチモンジチョウ1♂のみ。
茂みの中に転がっていたエゾシカの頭骨撮影。
帰宅すると暑さでアジサイが完全にしおれていたが水をやったら生き返った。
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2016年、北見市でウラジャノメ多数発生
2016-7-15 (金) 曇 19度C
朝8:30 X 氏から電話あり。昨日、北見市近郊でオオイチ4♀♀A トラップ採集したが、近年珍しくよその地域からの採集者を見かけた由。
大雪湖周辺、層雲峡は最近オオイチが激減したため、恐らく本州方面からの採集者が流れてきているもよう。
富里ダムでK氏がカラフトセセリ採集したらしい。
今年は北見市内あちこちで例年になくウラジャノメが多いようだ。
などなど、ホットな情報が入る。
T氏からの情報ということで今年、特にウラジャノメ多い場所をこっそり教えてもらった。
今日は近郊でウラジャノメが例年になくかなり発生しているとの情報があり、それでは陸別方面にでもウラジャノメ撮影に行こうかと思っていた。
しかし急遽予定を変更して北見市近郊をさぐることになった。
かっては北見市でウラジャノメは稀でなかったが、この20年ほどは滅多に見ることがないほど激減していた。
まさに北見市ではウラジャノメは絶滅危惧種状態であった。
うっかり環境省の目にとまればイシダシジミみたいな理不尽な運命が待っていたかも知れない。
それが理由は不明だが2016年は北見市各地でウラジャノメがけっこう発生しているというのだ。
午前 9:30 我が家を出発。
30分ほど走って、北見市郊外でウラジャノメが多いカラ松植林地に開けた30m四方の狭い草地に到着した。
まさに奇跡的ピンポイントなウラジャノメ発生地だ。
林道沿い、林間草地、小規模な土崖斜面等には食草のリシリスゲがびっしりと見られる。
いるいる。遠くからもフワフワ多数のウラジャノメが飛んでいるのが見える。
このあたり一帯で発生したウラジャノメ♂たちが♀探索で活発に飛び、この狭い草地に一時立ち寄るといったパターンのようだ。
次々に飛来する♂はA1~B でやや鮮度おち。
それでもせっせと撮影した。
ピーカンではなく曇天。
直射日光がなく、風もなく気温も17~19度C であまり暑くない。
ウラジャノメ♂たちの飛翔も緩やかですぐ止まるので撮影には絶好の天候であった。
フキ、ヨモギ、シダ、カラマツの枝などにとまるのをせっせと撮影。
ヨモギは意外とあまり好きではないのか止まることは少なかった。
イタドリにとまることも少ない。
シダに止まる♂たち。
シダに止まるウラジャノメ♀。
♀は少なかった。
このウラジャノメ♂と目があってしまった。 おまえ 何やってんだといった目つき。
リシリスゲ上のウラジャノメ。
新鮮な♀も見られたが少ない。
ここは若いカラマツ植林地であるがウラジャノメたちは好んで針葉樹カラマツの枝に止まっていた。
根室半島ではカラフトルリシジミが棲息する湿原のアカエゾマツの枝に止まるウラジャノメをよく目撃した。
ウラジャノメは松葉に止まるのがお好き?.
2015-7-18 根室半島のカラフトルリシジミ発生地では多数のウラジャノメが見られ、このような格好でアカエゾマツにとまる個体が多かった。
カラマツの松葉に好んで止まるウラジャノメ♂たち。
単なる偶然の可能性も高いがウラジャノメは意外と松の枝で休むのが好きなのかも知れない。
松ヤニが多く、カラマツのように鋭く尖った針葉樹の葉に止まることは、たとえば天敵から身を守るために有利なことでもあるのだろうか。
今日は♀探索が主目的のようで、♂たちの吸蜜・吸汁シーンはなかった。
結局21♂♂A1~B, 2♀♀A-A1 を撮影できた。
いわゆるLopinga achine jezoensis と思われる個体群で特別変わった斑紋の個体や異常型などはなかった。
来年もここにウラジャノメの撮影にこようと思い、この日は撮影のみにして、あえて採集はしなかった。
似たような環境はほかにもあるのだが、この狭いポイント以外、ウラジャノメは見られなかった。
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2016年、久しぶりのウラジャノメ
2016-7-9 (土) 曇 一時晴れ のち曇
朝食は、先日セブンイレブンのクジで当たったトマトケチャップピリ辛ラーメン。まずくもおいしくもない。
午前10時出発。まず北見市近郊のかってのウラジャノメポイントへゆくと、久しぶりに、まさに20年ぶりくらいに発生しておりリシリスゲの多い斜面の木漏れ日の中を敏捷に飛ぶ1♂をみて感激した。
この蝶は木漏れ日の中を敏捷に飛翔することが多い。
かって旭川市旭山のウラジャノメはまさにその傾向が強かった。
木漏れ日のなかでは遠近感がつかなくなるため、なかなか採集しにくかった。
結局5匹みて3♂♂採集した。
今日のウラジャノメは、活発に飛び回るばかりで生態写真の撮影は困難と判断、手のひら写真を撮影したのであった。
ここは、かってウラジャノメが多産していたのだが、おそらく過度の採集圧のためいなくなって久しい産地であった。
わずかに生き残っていたウラジャノメが復活してきたのかも知れない。
この時はわからなかったが、実は2016年は何故か北見市各地でウラジャノメがとても多い年であった。
近年、オホーツクでは 激減し、今日も、もしかしたらウラジャノメに会えるかもしれないといった程度の気持ちでやってきたのであった。
のちに北見市界隈のいたるところでウラジャノメを多数見かけるという珍しい年になったことを知るのであった。
ギンボシヒヨウモン1♂採集。
フタスジチョウがとても多く交尾行動をしていた。
クロヒカゲとキマダラヒカゲが一斉に羽化しつつあるようで個体数が多い。
廃屋の農家庭のスモモを、ひとしきり叩いたがエゾリンゴ飛ばず。
キマダラヒカゲを10数匹採集。だいたいサトかヤマかを一瞥で鑑別できるようになった。
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2016年、久しぶりのウラジャノメ
2016-7-9 (土) 曇 一時晴れ のち曇
朝食は、先日セブンイレブンのクジで当たったトマトケチャップピリ辛ラーメン。まずくもおいしくもない。
午前10時出発。まず北見市近郊のかってのウラジャノメポイントへゆくと、久しぶりに、まさに20年ぶりくらいに発生しておりリシリスゲの多い斜面の木漏れ日の中を敏捷に飛ぶ1♂をみて感激した。
この蝶は木漏れ日の中を敏捷に飛翔することが多い。
かって旭川市旭山のウラジャノメはまさにその傾向が強かった。
木漏れ日のなかでは遠近感がつかなくなるため、なかなか採集しにくかった。
結局5匹みて3♂♂採集した。
今日のウラジャノメは、活発に飛び回るばかりで生態写真の撮影は困難と判断、手のひら写真を撮影したのであった。
ここは、かってウラジャノメが多産していたのだが、おそらく過度の採集圧のためいなくなって久しい産地であった。
わずかに生き残っていたウラジャノメが復活してきたのかも知れない。
この時はわからなかったが、実は2016年は何故か北見市各地でウラジャノメがとても多い年であった。
近年、オホーツクでは 激減し、今日も、もしかしたらウラジャノメに会えるかもしれないといった程度の気持ちでやってきたのであった。
のちに北見市界隈のいたるところでウラジャノメを多数見かけるという珍しい年になったことを知るのであった。
ギンボシヒヨウモン1♂採集。
フタスジチョウがとても多く交尾行動をしていた。
クロヒカゲとキマダラヒカゲが一斉に羽化しつつあるようで個体数が多い。
廃屋の農家庭のスモモを、ひとしきり叩いたがエゾリンゴ飛ばず。
キマダラヒカゲを10数匹採集。だいたいサトかヤマかを一瞥で鑑別できるようになった。
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