北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

リンゴシジミの新産地 2015

2015-08-13 23:25:33 | リンゴシジミ
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にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村 2015-6-28 (日)  曇り 時々日がさす

リンゴシジミの新産地。 

寒い日だ。 しかし 10時すぎから、かすか日がさしたりして少し気温が上がってきた感じ。 

そこで少し蝶の撮影をしようと近郊の山へ出かけた。

私は北見界隈のエゾリンゴ( 習慣でリンゴシジミをこう呼んできた。)はこの20年ほど採集したことはなかったが最近ではどんな状況なのだろう。

とりあえずあちこちにある離農した山奥の廃屋の庭に大抵あるスモモの木を叩いてみることにした。



結論から言うと、この日調査した廃屋のスモモには全部リンゴシジミがついていた。

ただ個体数は数匹程度しか確認できなかったが、発生の終わりのせいかも知れない。 

最初のスモモではエゾリンゴ2♂♂1♀。 1♀は採集すると腹ぽんぽん。ネットにいれたまま、採卵するかどうするか迷っているうちに逃げられた。 




次の廃屋ポイントへゆく。スモモでエゾリンゴ1♀採集手のひら写真。





枝をたたき他に2匹確認するも性別不明。

時期的なものか、昔のような多数のリンゴシジミは確認できなかったが、その気になれば廃屋のスモモまわりで数をかせぐことは可能であろう。


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2015年、札幌近郊リンゴシジミ発生状況

2015-06-16 20:10:05 | リンゴシジミ
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そうです。愛らしい幼虫とはエゾノウワミズザクラ上のリンゴシジミ幼虫です。

森 一弘さんから今年の札幌近郊のリンゴシジミ発生状況の情報がとどきました。




2015年、札幌近郊、リンゴシジミは不作?


札幌に戻って、6月11日に南区藤野にリンゴシジミの撮影に行きました。

日が差しても飛翔する個体は皆無でした。

諦めかけた時、イタドリの葉に静止する♂を発見し撮影しました。






その晩に初対面のS氏より電話があり、案内を頼まれました。

12日は、朝から快晴にも関わらず、何も飛んでいませんでした。帰り際にようやく1♂を採集していただきました。
初ネットとの事で大変喜んでおられました。ホットしましたが、少なすぎです。

昨年、蛾が大量発生しスモモが殆ど丸 裸になった為でしょうか? 卵で越冬するので、さほど影響は受けないとは思いますが・・・

別の方からは、人工採卵用の母蝶を頼まれており採集できるか心配です。

ところで札幌近郊では有名な白川のリンゴシジミ発生木【スモモ】がありました。

2014-5-21 撮影。

蝶愛好家にとってご神木みたいなこの木が、こんな看板が出たあと、浄水池新設工事で切られてしましました。

2014-5-21 撮影。

このように札幌市南区白川のスモモの大木が切られ蝶の棲む環境はきれいさっぱり消えてしまいました。
毎年、リンゴシジミが発生して、大勢の方が楽しまれていたのに残念です。


2015-6-15 撮影。
           

(森 一弘 記)   


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この愛らしい幼虫は何でしょうか?

2015-06-15 20:54:54 | リンゴシジミ
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エゾシロチョウの話ばかりが続いていますが、ちょっと気分転換に。 

この愛らしい幼虫はいったいどのような蝶になるのでしょうか?


みなさんがきっと大好きな蝶になります。北見市で撮影しました。時期は今頃。










  エゾシロチョウの画像の整理にちょっと時間がかかっていますので。

  エゾシロチョウの物語はいよいよ佳境にかかってきました。
 我ながら、こんなにまじめにエゾシロチョウを観察したのは初めてで、実に多くのことが初めてわかった次第です。


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