北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

美しいクジャクチョウとセイタカアワダチソウの戦略

2020-04-10 09:08:35 | クジャクチョウ
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村




にほんブログ村 その他ペットブログ 蝶(チョウ)へにほんブログ村




美しいクジャクチョウとセイタカアワダチソウの戦略



2017-9-22 (金) 晴れ 終日良い天気




やっと3令になった飼育中のウラジャノメ幼虫の食草リシリスゲを採集に近くの山へ行った。




帰路、先週の台風のあと、クジャクチョウ2化が一斉に羽化したもようで、多数の個体数が発生してセイタカアワダチソウに吸蜜中であった。



羽化したてのクジャクチョウは本当に美しい。






本州中部では長野県の高山帯などに行かなければ見ることができないクジャクチョウも北見では普通に平地で見られる。




植物界の攻撃的外来種筆頭として、この付近でも大繁殖し続けているセイタカアワダチソウは花数が多く蜜量も多いようで、現在多くの昆虫類がもっとも好む吸蜜植物になっている。




この植物は根からある種の毒を出し周囲の植物の発育を押さえながら猛烈な勢いで広がってゆく。




また花数が多く蜜量が圧倒的に多くて、多数の昆虫を呼び寄せることは受粉にも有利で、これもセイタカアワダチソウの分布拡大戦略の一つだと思う。





昆虫たちにとっては在来種だろうが外来種だろうが優秀な蜜源になるなら、花の種類はいとわないといったところでしょうか。







セイタカアワダチソウに吸蜜するクジャクチョウたちを、せっせと撮影。




一つの花穂に5匹ものクジャクチョウが群がって吸蜜しているが、動きがせわしなくて、なかなかうまく撮影できない。




やっと3匹を1視野におさめるのが精一杯でした。





例の橋のたもと、ヒグマがときどき糞をする場所をみると前回確認した糞はやや崩れてきているがまだあった。



このあたり、わが家から車で15分ほど、タマネギ農家の家が近くにあるが、毎年ヒグマの糞がみられるものの、実際にそのヒグマを目撃した人はいないようだ。










にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村




にほんブログ村 その他ペットブログ 蝶(チョウ)へにほんブログ村