2023年度北海道昆虫同好会総会のオークション。
2023-11-11( 土 ) 札幌は晴れ + 4.3 ℃ 寒い。
宴も一息ついた頃、恒例のオークションが始まりました。今回は出品がとても多く、時間的に全てをオークションにかけることが難しく、後半は各自の自由販売みたいな格好になりました。
音頭取りは恒例の、竹中昭彦、杠 隆史(ゆずりはたかし)両氏が中心に行いましたが、特殊なものは出品者自らが出品したものを解説しオークションに持ち込むパターンとなりました。
今回も以下にオークションの写真を紹介しますが、実はオークション現場は、とても動的な環境で、せっせと撮影したものの、ピンボケばかりで まともに写っていた写真は意外に少なく、全体像を的確に紹介するのは難しかったことをご容赦ください。
モルフォ類は南米の蝶に強い竹中昭彦氏の音頭取りで盛り上がります。
南米はキラキラ系が多い。
スルコウスキーモルフォのオスメスセット。
ヘレナモルフォのオスメスセットに思い切り手をあげる島谷氏でした。
モルフォセット、ゲットして嬉しそうです。
これだけ集めるのには当初、数十万円はかかったと思いますがデカトリバネたちは昨今、意外と人気がないのです。竹中氏も苦戦。
私はモンゴルの蝶以外には興味がないのだ。
今回は、なぜかこの綺麗系ゴクラクトリバネの出品が多かった。
このキレイ系な女性は美麗な蝶に目がキラキラしているが自分の手は上げない。
落札したのをせっせと撮影させてもらっています。最近は物そのものよりも写真の方に価値がある時代かも。
これはヒメウスバシロチョウですが、ただのヒメウスバではありませんよ。じゃんジャン。
最近は、箱ごと出品のパターンが増えてきました。これだけ集めるのにはいかに苦労したかが
しのばれます。
これは、採集鬼と賞賛される一方、蝶たちには極度に恐れられているM氏が発見した北限のリンゴシジミ。ラベルに価値あり。
今、オオゴマシジミが熱い。
とうとうクロオオイチが出てくるようになりました。近年、層雲峡大雪ダム界隈のクロオオイチブームは収束したかに見えます。
憧れのオオイチモンジのメス、6匹も。
アオタテハモドキの蛹 20個。これは私がなぜか執着し、競り勝ってゲット。写真なし。
ルーミスシジミ、挙手しようとする私の手を止める人がいて、あのね、今年大発生しましたよだと。ルーミス、欲しかったのに。
これは凄い。ヒサマツミドリシジミおす の野外採集品。
今年は結構採れたそうです。
延々とオークションが続き、最後は音頭取りもバイヤーたちも完全に疲れ果て、かなりだれてきてしまいました。
とうとう投げ売りまで始まり、こっちは結構人気でした。
普段、ひよーほん にはあまり興味がない渡辺康之氏まで昆虫少年にもどって甲虫の箱をのぞいています。
これらの綺麗どころ標本はかなりかたずいた模様です。
アルコールもかなり回ってみなさん結構出来上がったところで2023年度総会懇親会オークションは盛会のうちに終わりました。
まだ元気のある方々はススキノに繰り出した模様。
飲み足りないし、話し足りなかった6人が明け方3時までやっている近くの居酒屋、飲み放題で気勢をあげました。最後はアルコールがまわって同じことを何回も話すようになった人が出たところでお開きになりました。
おしまいです。
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