ブータンでミダヌスルリマダラ♂翅表のギラギラとヘアペンシルを撮影した。
XXXX-6-17 (木) 曇り 時々晴れ 一時 雨 暑い
Puntsholing Bhutan. ブータン王国南部、インドのアッサムとの国境の町、プンツォリン郊外の河原で吸水中のミダヌスルリマダラ(Euploea midanus splendens Butler )をつまんでとらえ、手のひら写真を撮影した。
オスなので 盛んにヘアペンシルをだした。
マダラチョウ科のオスの多くはこのヘアペンシルからメスを誘因するフェロモン大気中に飛ばす。
ミダヌスルリマダラのオスはルリマダラ属のなかでも最も強く輝く幻光を発する。特に、東南アジアに広く分布する本種のなかでもこの亜種ssp.splendens が最も美しいブルーの構造色を呈するとされる。
確かに、野外で強い太陽光の下で生きている本亜種のギラリぎらりと輝く青い幻光のものすごさは展翅標本からは到底想像できず、見る者を圧倒します。
この亜種はブータン以外ではアッサム、シッキム、ネパールに分布します。
ミダヌスルリマダラ♂翅表のギラリギラリをうまく撮影しようと種々工夫をこらして撮影してみたがいかがでしょうか。
プンツオリンの風景。
インドとブータンの国境のゲート。この付近ではブータン人とインド人はお互い自由のこのゲートを行き来しているように見えました。そこで、私もブータン人のふりをして何度かインドへ出て、またもどってきました。一応係官が目を光らせておりちょっとヒヤヒヤでした。
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