北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

コヒョウモン幼虫が毎年みられる小沢。

2023-08-11 15:09:21 | コヒョウモン

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コヒョウモン幼虫が毎年みられる小沢。

 

 

コヒョウモン(Brenthis ino) は本州中部から北海道で見られる小型のヒョウモンチョウ。普通、6月下旬から7月に羽化する。やや山地性で、よく林道沿いの花に吸蜜する。稀れなチョウではないが近年、減少している印象。幼虫の食草はオホーツクでは主にバラ科のオニシモツケ。

 

 

 

北見市郊外の林道。6月上旬のある日。(土) 晴れ 快晴

 

 

 

この林道は、あちこち湿った感じのところにはぱらぱらとオニシモツケの小群落があるが不思議なことにコヒョウモンの幼虫が見られるところは、唯一カ所しかない。

 

 

 

 

そこはわずかな沢水が流れる本当に小さな沢で、オニシモツケの小規模な群落が沢沿いに10カ所ほどあり、そのどれにも必ずコヒョウモンの幼虫がみられる。

 

 

 

コヒョウモン幼虫の令数には、かなりばらつきがあり2令の小型幼虫から終令幼虫までが混在してみられる。

 

 

若齢幼虫たち。

 

 

 

 

 

 

4令幼虫たち。

 

食痕も目立つし、幼虫も葉の表面にこれ見よがしに鎮座しているので天敵(蜘蛛、寄生蜂、小鳥 etc...)などに襲われるのではないかと、余計な心配をしてしまう。

 

 

 

今日は終令幼虫を3匹とオニシモツケの葉を少し採集して引き上げることにした。

 

 

 

 

    この項、続く。

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オホーツク夏のチョウ、オオチャバネセセリ

2023-08-09 12:08:28 | 蝶・昆虫・自然・同好会など

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オホーツク夏のチョウ、オオチャバネセセリ

 

 

とある7月の終わり。曇り。 気温22度C。 北海道東部北見市近郊の林道。

 

 

アカマダラ夏型オスたちと一緒に、地面で吸水中のセセリチョウは、近年、温暖化とともに北上しつつあるイチモンジセセリかと一瞬、ドキッとしましたが、よくみるとオオチャバネセセリ( Zinaida pellucida pellucida ) のオスでした。

 

近年、札幌付近まではイチモンジセセリがよく見られるようになったようですが、オホーツクの北見市ではまだ見たことがありません。

 

 

 

 

オオチャバネセセリのオスは丁度羽化しつつある時期でヨツバヒヨドリバナの花で吸蜜中の個体を撮影できました。白紋が見事なメスたちは1週間後あたりから増えてくると思います。

 

 

ヨツバヒヨドリバナに吸蜜するオオチャバネセセリは夏のオホーツクの原風景見たいな光景です。

 

北海道、とくにオホーツク地方ではごく普通種ですが、島根県などではオオチャバネセセリは絶滅危惧種とされているようです。

 

 

 

いつの間にかオホーツクではいたるところに見られるようになった外来種カラフトセセリのメス。ストローが長いのでシジミチョウ類などストローが短い小型の蝶が嫌う蜜源の深いアカツメクサにも好んで吸蜜します。

 

 

この日は、100頭規模のエゾスジグロチョウ夏型大吸水集団2つをせっせと撮影しました。

 

 

 

このほか、コムラサキ、シータテハ夏型、アカマダラ2化 サカハチ2化 メスグロヒョウモン♀、ミドリヒョウモン♂ 交尾中ワンペア、ヒメキマダラヒカゲ、オオチャバネセセリ、ミヤマカラスアゲハなどが見られました。

 

 

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オオモンンシロチョウ幼虫の体を食い破って多数の寄生バチ幼虫が出てきた。

2023-08-07 16:24:49 | ヒメシジミ

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オオモンンシロチョウ幼虫の体を食い破って多数の寄生バチ幼虫が出てきた

 

 

2023-8-6(日) 朝から雨  27℃

 

 

3日前にコマツナ畑からシャーレに取り込んだオオモンシロチョウ幼虫からおびただしい数の寄生バチ幼虫が出てきて、繭を形成し始めました。

 

我が家の家庭菜園のコマツナ畑。若い葉を摘んで野菜サラダに利用しますが、モンシロチョウ、エゾスジグロチョウ、オオモンシロチョウがよく産卵します。

 

 

3日前に結局11匹の幼虫を取り込みましたが、予想通りに、うち9匹から一気に多数の寄生バチ幼虫が出てきました。

 

 

自らの体を食い破って出てきた憎っくき寄生バチの幼虫が繭を形成する際、寄生バチの当初跪弱な繭にせっせと糸を吐いて強靭な繭に仕上げてゆくのは誠に異様な光景です。

 

 

オオモンシロチョウ幼虫は心ならずも寄生バチに脳機能まで乗っ取られて、その指令どおりに当初柔らかい繭に自ら糸を吐き続けて強靭な繭にしてゆきますが、これはエゾシロチョウでもよく見られる行動です。

 

さて、残り3幼虫の運命は如何に ?

 

 

 

 

PS  :    その後、残っていた幼虫から全て寄生蜂幼虫が出て、結局は全滅。

寄生率は100%でした。

 

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2023年8月上旬のオオモンシロチョウ。

2023-08-03 16:20:54 | オオモンシロチョウ

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2023年8月上旬のオオモンシロチョウ。

 

 

2023-8-3 ( 木) 腫れたり曇ったり 32℃

 

 

 

北海道も30℃以上の猛暑日が、もう2週間連続で植物たちもやや水枯れ状態。

 

 

 

毎年、この時期になると庭の各種シャジン類が咲き始めるが花期が短い。

 

 

 

 

 

桔梗も意外と花期が短く仏花には向かない。

 

 

 

これは桔梗の白花。

 

 

 

花芽が膨らむたびに花が開かないまま落下続けていたハイビスカスがやっと咲いた。

 

 

この時期、裏の家庭菜園のアブラナ科植物にはオオモンシロチョウの幼虫が見られるので時々見て回ってきたが、今日、初めて確認しました。

 

 

 

 

コマツナの古株に3令幼虫が合計10匹ほど。

 

 

 

今まで気づかなかったが、今日は食痕も糞も幼虫もはっきり目立つ。

 

 

 

今ならはっきり目立つ幼虫たちだが、これまで卵塊も、1令の時も、2令の時も全く気づかなかった。

 

 

 

例年、5月中旬までに越冬蛹から1化の蝶が羽化して交尾産卵、2化の蝶は7月中旬に羽化して交尾産卵、今日発見した幼虫たちは恐らく3化として羽化する個体群と思う。

 

 

 

今年は1化の蝶も2化の蝶も我が家の庭を颯爽と飛ぶのを見ている。オオモンシロチョウかどうかは飛び方の力強さでよくわかるのです。

 

 

 

羽化を繰り返すたびに幼虫数は増えて最後の5化の頃は、毎年おびただしい数の幼虫数になります。

 

 

 

しかし、寄生率も一気に上昇し、多数の幼虫が見られても蛹になれるのはほんの数%に過ぎません。

 

 

 

今日、発見した幼虫たちの寄生率も相当なものだろうと思います。

 

 

 

 

従って効率よく多数の成虫標本を得るためには人工交配、人工産卵しかないのですが、私の場合どうもうまくゆきません。

 

 

 

真剣度が低いせいかと思っています。

 

 

これはエゾスジグロチョウの終齢幼虫。この幼虫もコマツナの葉が大好き。

 

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