MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

称名寺散策

2021年06月18日 | まち歩き

横浜海の公園をビーチウオークした後、海の公園から金沢山称名寺を散策してきました

海の公園から約15分で称名寺へ着き、入口の赤門(惣門)をくぐり桜道の参道の先の「仁王門(山門)」には、関東一の大きさの二体の金剛力士像(仁王様)が見守っています。

称名寺は、金沢北条氏一門の菩提寺で鎌倉幕府を守った東の要衝とも言われ、赤門から先の周辺一帯は、「称名寺庭園」と呼ばれています。

仁王門の前には、称名寺の歴史が刻まれた古式ある供養塔群が立ちその歴史は判りませんでした。

阿字ケ池には、「かながわの橋百選」のシンボルの朱色の反橋と平橋が架かり、橋を渡って本堂・金堂に達する浄土式庭園で国指定史跡となっています。

過去を表す反橋を渡り、未来へ繋がる平橋を渡り金堂に参拝すると極楽浄土へ向かうと言われパワーを感じながら参拝していました。

平橋の先にある「称名の晩鐘」は、金沢八景の一つに数えられる名鐘となっています。

禅宗様式の釈迦堂には、釈迦如来像が祀られていますが、釈迦堂前にも石の釈迦如来像が設置されています。

「百番観世音霊場登口」から裏山の市民の森へ向かう山道の140段の急階段を登り観音広場へ向かいます。

山道の脇には、約50体の石仏群や慈母観音様が設置されており、かなり古いもののようですが、それぞれの固有の古式豊かな表情で迎えていただきました。

観音広場には、優しい慈母観音様や多くの石仏があり、心和ませる雰囲気が漂っていました。

引き返して阿字ケ池の池端に戻り、浄土式庭園の魅力的な優美な風景が拡がり憩いの広場となっています。

境内の山際には、金沢貞顕公と北条顕時公など北条一族の墓があり、鎌倉時代の歴史スポットとなっています。

墓所の隣には、称名寺と金沢文庫を繋ぐ隧道が設けられていますが、その一つに中世に造られた「中世の隧道」が保存されています

広場の一角には、称名寺の鎮守様と言われる「新宮古址」がひっそりと鎮座しています

久し振りに国の史跡に指定されている金沢の歴史スポットを巡ってきました。

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