小山内裏公園を巡った後、町田尾根緑道を進み相模原の淵野辺へ新緑の尾根道を散策してきました。
尾根緑道は、以前は「戦車道路」と呼ばれた道で、第二次世界大戦の末期に相模陸軍廠で製造された戦車の走行テスト用に作られた道で、現在はジョギングやお散歩道として憩いの道となっています。
小山内裏公園から尾根緑道に入ると視界が広がり大山や丹沢山系が眼下に拡がっています。
町田市に入ると、正に新緑の尾根の緑道が続き野鳥のさえずりが響き渡る爽やかな雰囲気が感じられ、緑道には大きな紫陽花も彩りを添えた長いけやき通りが見事な景観を創り出しています
尾根緑道のほゞ中央からは、桜道となり桜並木が続きます。
桜道には珍しいヤマボウシが早くも大きな実を付けて実らせています。
谷戸池公園の桜道も趣ある緑豊かな道が続きます。
尾根緑道の終わりの集いの広場の蓮の花の名所である大賀藕絲館脇の花壇には、鮮やかな白・ブルーの紫陽花やアカンサスの花が咲き誇り見応えある姿を見せています。
大賀藕絲館の名物の鉢植えの蓮の花も開花はまだですが、開花した姿が想像される姿が見られます。
尾根緑道からさくら通りに入り淵野辺駅へ向かう途中には、矢部八幡宮(箭幹八幡)に立ち寄ってみました。
箭幹八幡宮は、応神天皇を御祭神とする1400年前に創建された古刹で、多摩丘陵地帯では最も威厳のある神社だそうです。
さくら通りに面する石鳥居をくぐると長い参道は、鬱蒼とした樹木が茂り聖なる雰囲気が満ちています。
参道の先には、立派な入母屋作りの隋身門があり、風格を感じ取れる姿です。
拝殿に進みコロナ禍の終息を祈願していました。
久し振りに八王子の南大沢の上柚木公園から尾根緑道を経て淵野辺駅までの長い道のり(約18km)のLSD散歩を楽しんでいました。