花見日和で都心の桜も満開となったこの日(4月1日)、飛鳥山公園の桜を満喫してから本郷通りを走り、枝垂れ桜の名所の六義園へ向かいました。
途中、旧古河庭園に立ち寄ってみました。
初めての訪問でしたが、園内に入るとどっしりとした大谷美術館の洋館が迎えてくれましたが、その洋館の周りには大木の桜が満開となっており、見事な枝振りでしゃれた洋館と見事な調和が見られました。
この洋館は、木造建築かと創造していましたが、全て石造りなんですね・・・赤みのある安山岩で覆われており、次回にはスケッチブックをもって訪れてみたいスポットでした。
広い園内を巡っていると、心字池を中心とした日本庭園の散策路を巡ると、多くの石塔や枯滝、十五層石塔、などゆったりと時の流れを感じていました。
池の一角には、「雪見灯籠」が水面に浮いて見えるように配置されており、浮見から雪見に変わったと言われているそうで、周囲の緑に映えて池の主役を演じていました。
もう一つの主役が池の岩上に訴えるように甲羅干しの浮亀?さんでした・・・
池の東側には、高台の大滝から豊富な水が滝壺に流れ落ちており、池へと流れていますが、中々凝った設計になっていますね。
一回りして洋風庭園に戻るとバラが綺麗に手入れされており、1か月後にはどんな光景になるのか楽しみです。
旧古河庭園を後にして目指す六義園へ向かう途中、駒込駅の「染井吉野桜記念公園」には、染井吉野桜発祥の里があり、今や桜の代名詞になっているソメイヨシノの染井(現駒込)が生まれ故郷だったんですね。
公園一帯には、これぞ「ソメイヨシノ」だと満開の美しい桜が咲き誇っていました。
その先の六義園に着くと、染井門には長い列が出来て入門に一休みする程で驚きでした。
六義園も旧古河庭園と同様、広大な日本庭園で池を巡る散策路を歩きながら江戸時代の大名庭園の風情を楽しめる名スポットですね。
染井門から蛛道を経て園内の一番高い築山の藤代峠に着くと、園内を一望する素晴らしい展望が開けていました。頂上には「富士見山」と書かれていましたが、昔は富士山を見れるスポットだったのでしょうね。
大泉水池の中央には、蓬莱島が浮かびパンフ説明によると、神仙思想を主題にした石組みの島だそうで、松も根付いている見事なアーチ形となっています。
園内を一回りしてシンボルのしだれ桜スポットに着くと、大勢の花見客が埋め尽くし、記念撮影で大混雑でした。ライトアップにはさらに混雑が見られるようですね。
高さ15mにも及ぶその姿は、流れ落ちる滝のようで圧巻ですね。
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