早稲田大学キャンパスの構内を見学した後、都電荒川線沿線をぶら散歩してきました。
荒川線(東京さくらトラム)は、都唯一の併用軌道の路面電車で、今年、都交通局の開局111周年を迎えて「荒川線の日」記念イベントが今秋に開催されるようです。
荒川線では、多くのカラフルな車両がみられますが、始発駅の早稲田駅では、真っ赤な8800型の美しい車両が停車していました。
早稲田駅から神田川沿いの桜並木道を経て、面影橋から鬼子母神へ向かいました。
神田川沿いは、春には桜咲く人気スポットとなっていますが、この日は、川面に桜の枝を延ばし、枯葉が浮いた緑一色の光景が見られます。
高戸橋の脇には、多くの石積みのケルンが並べられて、迷い路でしょうか?
神田川の緑色の高戸橋を走る8900型車両は、赤・白・緑のコントラストな姿で走り抜けていきました。
千登世橋付近では、ユニークな人形絵が描かれた8800型の車両が走ってきました。
明治通りと目白通りの立体交差する千登世橋をくぐって鬼子母神へ向かいます。
鬼子母神の大木のケヤキ並木の表参道では、レトロな商店街となっていますが、この日は人影もなく寂しい雰囲気でした。
境内には、凛々しい鬼のような仁王像が立ち気をつけろよ~とお迎えでした
境内には、樹齢約700年の都内屈指の巨木の大銀杏が聳え立ち、秋の紅葉時期には、イエロ~一色に染まるようです。
この日は、本堂は閉鎖されていましたが、安産・子育ての守り神が祀られて、都内有数のパワースポットとなっているようです。本堂の扁額には、「鬼」の角を取った文字が書かれています。
本堂の景観も、権現づくりの姿で懸魚や鬼瓦など厳かな雰囲気が見られます。
境内の大銀杏の脇には、赤鳥居の千本鳥居の伏見稲荷神社を連想する武芳稲荷社が鎮座しています。
稲荷社の横には、赤服を纏った3体の舟形地蔵の姿も見られます。
鬼子母神から荒川線沿いのプロムナードへ戻ると、7700型や8900型の車両が見られ、早稲田駅から同じ型の車両ではなく全て異なる色合いの車両と行き交っていました。
雑司ヶ谷から道に迷いながら豊島区役所に着き、一休みして後半は大塚駅を経て巣鴨地蔵通り、王子の音無親水公園へ向かいました【続く】
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