荒川線沿線散策の後半は、豊島区役所で一休みして大塚駅から山手線沿線の桜並木、巣鴨地蔵商店街、飛鳥山、音無親水公園の名所を巡ってきました。
春日通りの向原駅近くの交差点では、7700型の青色と赤色の対照的な姿の車両が行き交い見応えある光景が見られました。
大塚駅に近い沿線にある天祖神社は、巣鴨村の総鎮守と言われ、鎮座700年の迎える古刹で伝統ある本殿に参拝していました。
大塚駅から巣鴨駅までの山手線沿線のプロムナードでは、大樹の桜並木となって涼しげな木漏れ日の道となっています。
巣鴨駅から巣鴨地蔵通りに入ると、商店街には七夕ささ飾りが飾り付けられています。
地蔵通りの入口にある眞性寺には、「江戸六地蔵」と呼ばれる地蔵菩薩像が石座の上に座し、過っての中仙道の立場の江戸の入口に造立された地蔵様で通行人の心のお休み処となっていた歴史スポットとなっているようです。
商店街は今も「おばあちゃんの原宿」と言われてシニアに人気の商店街だそうですが、この日は多くの若い家族連れで賑わっていました
また高岩寺の「とげぬき地蔵尊」も霊験豊かな名地蔵で、この日も参拝者の姿が多く見られ、二つの名高い地蔵尊から、地蔵通商店街と名付けられた人気スポットとなっているようです。
商店街の通りには、人気のゆるキャラの「すがもん」がにこやかな姿で迎えてフォトスポットとなっていました。
また、すがもんのお尻に触ると恋が実るという「すがもんのおしり」のオブジェが設置されています。
地蔵通りの荒川線沿いには、道の神・猿田彦大神を祀る「庚申堂」があり、「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿が彫られた赤頭巾を纏った石猿が優しい姿で参拝者を迎えているようです。
巣鴨地蔵通りから飛鳥山へ向かう荒川線のプロムナードに戻ると、8500型や8800型の車両と行き交い「さくらトラム」が走る景観に出会いながら疲労感を忘れるウオーク楽しんでいました。
王子駅近くの音無親水公園では、石神井川の「音無川」と呼ばれ、夏には水遊び出来る涼感溢れる景勝地で、日本の都市公園百選に選ばれている名園で、この日も多くの家族連れで賑わっていました。
今年は、鉄道開業150周年の記念の年で、都電荒川線の優美な姿や沿線の江戸の歴史スポットを巡りながらのロングウオークを楽しんでいました。
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