MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ヨコハマトリエンナーレ2020

2020年09月11日 | アート・文化

現代アートの祭典「ヨコハマトリエンナーレ2020」が横浜美術館で開催中ですが、コロナ禍で事前予約となり、中々希望する日時が取れず、今年は残念ながらテレビの美術館で観ていました。

今年は、内外の67組のアーテイストの作品が展示されて、世界で発生している破壊と抑圧、暴力とどう向かい合うかをテーマに創られた作品が展示されています。

「光の破片をつかまえる」のタイトルとなっており、「光」を通じて様々な現代の課題に向き合った光り輝く作品が見られます。

「回転する森」の作品では、エントランスの吹き抜けに無数の光の破片のような飾りが吊るされて、光の中に散りばめられた中にはピストルや弾丸のような異形の飾りも見られ、世界で起こっている人種問題解決への糸口を表示しているようです。

「からみあい」と題した作品では、人間の内臓のようなユニークで巨大なアート作品で、人間の体内に潜む善玉・悪玉の腸内細菌に挑む姿を表示しているようです。

「ジャイアント・ホグウイード」と題する植物・木は、光が当たると毒を有する植物の美と毒を持つもので、「美しい物ほど毒がある」を連想するもので、世界のコロナウイルスも感じさせる作品です。

「大地の鼓動」の作品では、災害で故郷を失った痛みを越えて大自然と向き合うかと自然との繋がりの生命軸を表現した作品です。

宇宙人や大蛇を連想する巨大な立体作品。

「バラバラ」と題した作品では、パズルのような54の知恵と慈悲を司る仏教の世界を表現されています。

「千人針」の作品では、赤い糸を縫い合わせて創られた玉結びが白布に伏せた作品で、何を表示されているか不明ですね~

「廃船の復元」の作品では、東日本大震災の津波で浜辺に漂着した船や廃棄された家具を繋ぎ合わせて修復した作品で、新しい異様姿に復元されています。

どの作品もこの世の苦しみや災いから生まれ課題を訴えた現代アートの表現の深さを感じ取れる展示ばかりで、機会あれば展示会へ行ってみたいと考えています。


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