玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

何となく見た顔

2023-02-25 11:29:17 | 日記

先週のこと、小田急線に乗っていたら、向かいの席の初老の客の顔が何処かで見た顔なのだ。暫く記憶を辿ったが、その人がバックから分厚い本を取り出して読みだすと、やにわに付箋をどんどん張り付ける姿を見て思い当たった。

小田急線沿線は大学が多い。厚い本は背表紙にラベルがあったので、何処かの大学の図書館のモノだと推察が付いた。そして、付箋を貼る習性から研究者だと気付いた。

あの顔はテレビで二、三度見たことがある。歴史家の原武史だ。彼の本や論考は少し読んだことはある。元皇室の記者だった経験か、彼の書く関係は皇室や天皇の関係のモノが多い。

著作を読んでいるためか、勝手に親近感があって、話しかけたくなってしまった。

でも、こんな爺が話すのも如何と思って止めたが。

 

コメント
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