小泉政権の時、がむしゃらに勝ちに行った「郵政選挙」に「B層という区別」を持ちこんだ広告代理店があったとの噂が流れた。
此処で、自民党は一つ変節したのではないか。
しかし、小泉人気が落ち、次に続いた安部、福田、麻生と王朝のような世襲首相が続いた。
その時に自民党の旧態依然の体質が飽きられ、有権者が離れて行った。
一度ぐらいは政権交代というマスコミ風調で、民主党が台頭し、自民党が野党へ落ちて行った。
約三年間の野党時代に自民党本部で何を反省したのだろうか?結局、「国民はB層である」そして「国民は忘れやすい」という捉え方をさらに強固にした。
2012年に政権を奪還し、与党に戻った安倍自民党は「権力はできるだけ使う」という「剥き出しの権力を見せつける」方向に舵を切る。
この時同時に、選挙で勝つために「宗教でも、カルトでも何でも使う」と考えた者たちがいて、その集団が今の自民党の大派閥となっているのではないか。
これでは自由も民主も怪しい「じみん党」という名の政党の二つ目の変節ではないか。
この党は100人派閥ができると変調する。55年体制以降、田中・竹下派の時に分派・分裂があった。
今、無能で、無策で、むやみに好戦的で、ひたすらアメリカ従属政党の自壊、分裂を期待したい。