玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

二大政党制は何処に行ったのか

2023-02-23 15:04:03 | ぼやき

選挙に行けと息子に云うと「二択?」と返された。「小選挙区制」は小沢一郎らのリードで細川政権の時に成立した。「政権交代できる二大政党制」という謳い文句だったが、その結果は。

共産党はコアに固まり、公明党は自民に付着し、リベラル系野党はどれも指導者不足。民進党の前原は希望の党に合流し、小池の失言で安倍政権の長期化を造った。枝野の立憲民主党は、私は「保守だ」という始末。結局、力・頭足らずの二人だった。

現在は二大政党ではなく、自公の長期政権となり、野党は小党乱立で隙あらば与党に入ろうと窺っている。

何のために政治家をやっているのか、野党議員にも聞いてみたい。維新・国民・立民は、実は自民党と同じで官庁口利きの利権屋に成りたいのかな。共産は党のために議員をやっている化石の党だね。他の小党は政党の體を為しているのだろうか?

今更二大政党はない。政党政治という代議制も怪しくなった。選挙で国会の過半数を占める党の内閣の「官邸政治」になっている。

国会の議決より「閣議決定」を優先する政治の行き着く先は「権威主義体制」であろう。

その先鞭がアベ・スガ政権であり、キシダの「国葬決定」「防衛費倍増」「安保3文書」によって、白井聡の云う「2012年体制」となるかもしれない。

市民は更に選挙に足が遠のくが、それは議員家業の利権屋さん達の思う壺ということだ。壺は統一協会ばかりではないようです。

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