玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

何時からマスゴミになったのか

2023-05-21 16:59:12 | つぶやき

かつてマスコミは民主党政権を引きずり落とすだけの力はあったのに、自民党政権に成ったら急に借りてきた猫のように大人しくなった。安倍政権以降マスゴミになったが、本当はもっと前からその流れが有ったような気がする。

世論は無名の庶民の我々が造るのではない、マスコミが庶民の代理、代弁をして世論を形成しているのである。

みんな日々の生活に追われて政治的な活動に回す時間がないのである。だから庶民は新聞に購読料も払うし、NHK受信料も不本意ながら払うのである。

新聞は事実を伝えない、或いは書かない。テレビは事実の捻じ曲げや良い所撮りが得意だ。

今や、芸能分野でも「強きを守り弱きを挫く」。ジャニーズ問題を放置し、伝えなかったマス・メディア側の責任共有の真摯な姿勢が全く見られない。

芸能で口を塞いでしまう記者に政府批判ができるはずがない。メディアが自業自得でゴミ化していくのを、市民はただ冷たく見ているしかない。

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忖度テレビ・忖度新聞

2023-05-20 16:58:54 | ブツブツ

近頃は当人の所属や背景でマスコミの取扱いがかなり違うような気がする。

おもしろければ何でもいいなら、テレビはもっとジャニーズを取り上げると思いきや、人々の興味は引くが、不快に思うフアンを恐れて取り上げないのだろうか。

しかも、自社の利益が損なわれるならば余計に自粛をする。

そもそも「忖度」という言葉はこの国ではあまり使われていなかった。漢字も当初は書き辛かった。森友の一件で財務省の首相官邸へのすり寄り、気配り、自粛、等の異様な偏向行動を「忖度」と表現したのはマスコミ自身だった。

今や、朝日新聞やテレ朝などは、「忖度新聞」・「忖度テレビ」と名前を変えた方が宜しい。

不思議なもので、産経・読売は従来通りに政府広報新聞だから、これで一本筋が通っていると言うことになる、…。

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何でも略語にする

2023-05-19 15:50:46 | つぶやき

今日のネットのニュースでは「今こそJKTの闇を暴くとき」とあったが、何の略語だと思ったら、J(ジャニーズ)K(歌舞伎)T(宝塚)だそうだ。

随分前にケネディ大統領の略称がJFKだと教えられたが、近現代史では、ルーズベルト大統領がFDR(フランクリン・デラノ・ルーズベルト)で出てくる。それを倣った訳ではあるまいが、勘の悪い者にはアルファベットの略語は苦手である。

芸能界の暗部を暴くべきJKTならば、世の中にはもっと大事なJKTあるのでは。

J(自民党の政治資金)K(共産党の党独裁制)T(統一教会の解散)と、マスコミ・メディアはこちらこそ本腰を入れてもらいものだ。 

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宗教法人のこと

2023-05-18 17:05:37 | ブツブツ

今週は親戚の葬儀で東京まで行ってきました。西武池袋線の江古田という駅で降りましたが、極小な駅前に驚いてしまいました。

江古田は日大芸術学部や武蔵高校があるので当然大きな町と想像していたですが、予想を裏切る駅前を観ながら、駅前にデンと構える広い神社に、そして大きなケヤキの古木に圧倒されました。

話は変わりますが、京都市が財政難だと最近のニュースで知りましたが、その理由はお寺や神社が多過ぎて、宗教法人の優遇税制による税収難だと思います。鎌倉市がそうですから。

現憲法が宗教と政治との分断を意図して「宗教の自由」を大幅に保障しましたが、現実の宗教関係団体はヌクヌクと政治にも関与しているのが現状です。

たぶんLGBTが立ち遅れているのも宗教法人関係団体の政治的な意向が働いているのではないでしょうか。

公明党や神社本庁等、そして例の旧「統一教会」まで…。九条を改正するならば、宗教法人にもメスを入れてほしいものです。自民党の集票マシンであるので難しいでしょうが。

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市井の近現代史(2)

2023-05-17 17:24:49 | 近現代史

三根生久大『日本の敗北』のあとがきには「米中戦争の勃発により、米政府が日本の自衛隊に第一線への出兵要請」の予測を書いた理由として、2002年は「憲法改正」「有事法制」「集団的自衛権」がまるで嘘のように静まり返ったと書いてある。一種の警告の意味で件の予言をしたのだろう。

それから二〇年後の昨今の国際情勢はロシアのウクライナ侵略によって、大国の戦争が現実的な怖れとなって、彼の予言が現実性が俄然出てきた。

三根生はアーミテージとの親交もチラつかせていることからも、略歴通りの軍事関係の専門家であるのだろう。

しかし、2002年の段階で「憲法改正」「有事法制」「集団的自衛権」のことが忘れられていることを彼は危惧していたようだが、世間は1999年の堤防の決壊たる「周辺事態法」「盗聴法(通信傍受法)」「国民総背番号法(改正住民基本台帳法)」「国旗国歌法」が忘れられていくのを嘆く時機であり、三根生の感じる「時代勘」と世間の「時代感」とのズレを感じないではいられない。

どうも「国家の戦略」というのは深く内在的に潜行して、かなり先を見て進むモノらしい。

現在の此の圀の「右傾化して、且つ根本的な元気の無さ」の原因を安倍政権に求め、更に小泉政権に、更に近頃では中曽根政権まで遡って元凶を指摘する識者も居る。

かつて中曽根は「不沈空母」と日本列島を譬えたが、翼々考えれば、彼は海軍主計武官だったので普通に使う言葉であるが、その矛先が米国ではなく中国大陸だったということであろうか。

この圀は政党と云えば嫌でも自民党しか無いが、その変わり身の早さにゾッとする思いである。

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