「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「勘違い」

2008年07月26日 | 趣味・・エッセイ
 2007年度、文化庁の国語に関する世論調査で、敬語などの言葉遣いを中心に「今の国語は乱れていると思う」と答えた人が8割を占めた。と新聞報道された。
 更に、意味を取り違えたり、誤った使われ方をする言葉が並べられている。

 たとえば、「ぶぜん」とは、失望してぼんやりしていること。なのに、納得いかないことがあって腹を立てている様子、と言う誤用回答が7割強。
 同じく「げきを飛ばす」も、元気のない人に刺激を与えて活気づけること、という誤った解答が73% 正答の、自分の主張や考えを広く人々に知らせて同意を求めること、と答えられるのは19%なのだそうだ。

 このように見てくると、自分の中でも意味を取り違えたり、勘違いしたりして、誤った使い方をしていることが、数多くあることに改めて気付かされる。

 自分以外には見せることのない日記ならともかく、こうしてブログという形になれば、内容は個人的日記風文章ながら、インターネット上に公開しているわけだから、不特定多数の人が目にすることだってある。

 個人的見解を主張するあまりに、言葉の使い方や言葉の持つ意味までが無責任に扱われてはいけないのだろう。
 使用する言葉をよく吟味して、正しい意味を理解した上で、正しく使わなければならないことを、書く者のせめてものエチケットとして肝に銘じたい。

 それらを飲み込んだ上で、敢えてジョーク混じりの勝手気ままを書くのはこれはこれで許されるのだろう。

 たかがブログ・されどブログ。多くの人に不快な思いや、誤った情報伝達をしないためにも、辞書は手放せないのかなー…。
 国語の授業をもう少し真面目に受けておけばよかったなー…。

        (写真:同じ模様で、仲間内と勘違いしている、ウサギと猫)
コメント (7)
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