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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「『夢の器』、新旧交代」

2009年04月10日 | スポーツ・観戦
プロ野球ファン待望。2009年ペナントレース開幕!!
4月3日、セ・パ両リーグ同時開催。本格的な熱戦が繰り広げられている。

我が愛する「広島カープ」は、本拠地球場が新しく生まれ変わった。まさに「夢の器」完成である。
1年4ヶ月の工期と、90億円を投じた一大事業が結実。広島170万都市のまちづくりを牽引する中核施設の誕生となった。

およそ60年前、カープ球団存続の危機を救った「たる募金」。今回の新球場建設にあたっても、同様に県内外のファンから1億2千600万円の「たる募金」が集まったという。カープ球団が、如何に多くのファンに支えられているかが窺える。

その華やかさの陰で、51年間の歴史を刻み、こよなくファンに愛され続けてきた旧広島市民球場が静かに幕を引いた。世界遺産「原爆ドーム」のすぐ近く、平和公園のそよ風を受ける、まさにヒロシマの中心地であった。

この新旧交代も、4月という出会いと別れの季節の、風物詩のひとつなのだろうか。 
それほど多く通ったわけではないが、思い出だけはいっぱいある。高校2年の夏、父が初めてナイター観戦に連れて行ってくれた。 熱狂的な応援の仲間に入りたくて外野席が目当て。 入り口から続く暗い階段。抜けたと思ったら目の覚めるようなグリーン一色の芝生、目を射るようなカクテル光線。内野の真っ黒い土。全てが強烈な印象として今もこの目に焼き付いている。

新しく完成した夢の器、その真価を問われるのも、涙を呑んで多目的広場に変身する旧市民球場を慰めるのも、全て、カープ選手のガンバリにかかっている。大いに期待しよう。そして今年は何度か応援に行ってみよう。

        ( 写真: 左・新球場、右・別れを惜しむ旧市民球場 )
コメント (4)
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