「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ふるさと天神祭」

2009年04月04日 | 季節の移ろい・出来事
4月に入って最初の土曜日。桜の名所錦帯橋など、大きな売上げを当て込んだであろう商店主には、本当に気の毒な雨だった。無理にこの土曜日に降らなくても……。

今日、4月の第1土曜日は、15年前に住んでいた地区の年に一度の、「ふるさと天神祭」である。
当時は、3月に入ったらほとんど毎晩自治会集会所に出向いて、山車こしらえに汗を流した。 
子供達も春休みの絶好の思い出祭りとして、胸に刻みながら成長してきた。

こちらに引っ越してきてからは、とんとご縁がなかった。
それがこのたび、ひょんなことから、このようなふるさと祭りや小さなボランティア活動などのリポートをするお役目がまわってきた。 今日が2回目の出動で、リポーター証を首からぶら下げ、新しい名刺を持って乗り込んだ。

昔懐かしい顔があふれるふるさと祭り、ちょっと気恥ずかしさもあったが、そこは割り切って神社本殿へ……。
名刺と胸の証票が効力発揮。神社総代の元締めが懇切丁寧に質問に答えてくれる。果ては貴重な冊子まで頂いた。 過去20数年、このお祭りの一員としてあらゆる協力はしてきたが、縁起由来など知るよしもなかった。

それが、今になって奥深い歴史まで勉強させてもらえるなど、考えもしなかった。しかも昔の仲間も、暖かくにこやかに迎えてくれる。これがふるさとの味か…これがふるさとのお祭りか…と。

雨なんか苦にならない、あたたかさと充実した気持ちをもらった。後はそれなりのリポートが書けるか否か。
これも乗りかかった船だ。自分に厳しく取り組んでみたいな……などと柄にもなくちょっとセンチ…。
でもやるっきゃないよな……。先が短いんだから……。

       ( 写真: 降りしきる雨の中、神社に集結する山車の群れ )
コメント (16)
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