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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「東京原発」

2010年03月13日 | つれづれ噺
痛快!社会派コメディー!!というふれ込みの映画「東京原発」を観た。
面白かった。 原子力発電に依存する我が国の現状、原発建設計画への賛否両論ある中。
色々思うところはある。が、ここでは映画鑑賞の感想にとどめよう。

突然、東京都知事が「東京には原発が必要だ!!」から物語は始まる。
何故今、東京のど真ん中に原発を作ろうとするのか。

現在の原発の多くは、膨大な漁業補償や土地開発を必要とするへんぴな海岸沿いに作られている。
そんな遠くに作るから、送電線や送電用鉄塔建設など莫大な経費がかかる。当然電気代は高くなる。
しかも、原発事故などは遠くの海辺の出来事で、東京都民には直接的リスクは少ない。だから、電力など無限にあると錯覚して湯水の如く使う。

都庁の近くにある公園に原発を作れば、海に垂れ流す温水をビルや民家の暖房などに活用できる。
何よりも、原発に関する現実問題を、マンモス都市東京都民に「自分たちのこと」として考えてもらう。

そうすることによって、原発の副産物の処理方法、有効活用方また代替エネルギーの早期開発を何がなんでもやらなきゃならない。国が当然やるべきだが、国が出来ないのなら、都知事の首をかけて世に問う…。そのためにも、東京都心に原発が必要である…と強調する。

いまさら電気のない社会に戻れはしないしな~~。

コメント (10)
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