購入した玄米を、必要量だけ精米するコイン精米機。
玄米投入から5分あまりで真っ白な白米になって出てくる。一粒残さず袋に入れてクルマに積む。
ひょっと目を遣ると、すぐそばを流れる小川に、まだまだ小粒の菜の花が春を手招きするように見事に咲いている。
菜の花の根っこを取り巻くように、身を寄せ合い、小さな音を立てながら水は流れている。
♪♪ は~るの小川は さらさら行くよ~ …… ♪♪ 遠い昔をふと思い出す。
土手の草花を摘もうとしたら、ズルズルっと足を滑らせる土の土手とはわけが違う。
小川の両岸はがっしりコンクリート壁で固められている。
よ~く見ると、こういうのは小川とは言わないのかも。生活排水も、田んぼからあふれた水も一緒くたに海に流そうという用水路なのだ。
まあこのように、用水路壁を高くしておかないと、少しの雨でも泥が流れ込んで、水路をつぶす危険があるようだ。
それでも健気に咲く菜の花は、高いコンクリートに囲まれながらも確実に春を呼んでいる。
これから花を咲かせ実を求めて大海を目指す我々も、菜の花の根っこを流れる水の如く、障害物を抱き込んだり迂回したりして、上手に流れ続けられるといいな…と目の前に迫った春に望みを託したくなる。
玄米投入から5分あまりで真っ白な白米になって出てくる。一粒残さず袋に入れてクルマに積む。
ひょっと目を遣ると、すぐそばを流れる小川に、まだまだ小粒の菜の花が春を手招きするように見事に咲いている。
菜の花の根っこを取り巻くように、身を寄せ合い、小さな音を立てながら水は流れている。
♪♪ は~るの小川は さらさら行くよ~ …… ♪♪ 遠い昔をふと思い出す。
土手の草花を摘もうとしたら、ズルズルっと足を滑らせる土の土手とはわけが違う。
小川の両岸はがっしりコンクリート壁で固められている。
よ~く見ると、こういうのは小川とは言わないのかも。生活排水も、田んぼからあふれた水も一緒くたに海に流そうという用水路なのだ。
まあこのように、用水路壁を高くしておかないと、少しの雨でも泥が流れ込んで、水路をつぶす危険があるようだ。
それでも健気に咲く菜の花は、高いコンクリートに囲まれながらも確実に春を呼んでいる。
これから花を咲かせ実を求めて大海を目指す我々も、菜の花の根っこを流れる水の如く、障害物を抱き込んだり迂回したりして、上手に流れ続けられるといいな…と目の前に迫った春に望みを託したくなる。