「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「のーくれの知恵」

2010年03月18日 | 晴耕雨読
        

ここに言う「のーくれ」とは、不真面目とか、さぼりたがり屋。つまり、勤勉でない人のことを指す岩国の方言である。
苦労を嫌い楽をしたがる、何かにつけて手を抜きたがる、そのくせ欲は人並みかそれ以上…という、あまり褒められるタイプの人ではない。

昨日は彼岸の入り。いよいよ夏野菜やスイカの成長を夢みて畑作りに精を出す時期なのだ。
長い間ほったらかしていた畑を耕そうとすると、名もない雑草が地中深く根を張っている。ひと鍬ひと鍬掘り起こして雑草を取り除く。これが厄介極まりない。

小さな雑草まで完全に取り除かなければ気が済まないという、のーくれの割には完璧主義。こんなちぐはぐな男が、腰をかがめて草を取るのは一苦労。そこで一計を案じた。

バーベキュー用の金網を買ってきた。頑丈な枠をつけて砂おろしならぬ草おろしを作った。
元々器用なのである。普段はやる気を起こさないだけ。ということにしておいて…。

気持ちよく金網の上に草が残る。これまでの3分の1の時間で草取りが終わり、きれいな畑が出来上がった。
のーくれにはのーくれの知恵がある。小さくエッヘン!!

『天才とは、99パーセントの発汗であり、残りの1パーセントが霊感である』
あの発明王といわれたエジソンの言葉である。
単なるのーくれ凡人の、苦労回避思考とはわけが違うな~~。

       ( 出来上がった草おろし。気持ちよく草取りが出来た )
コメント (4)
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