嫁いだ娘が残して行ったお雛様。いつもは階段下の収納庫を占領している。
孫が3人いるもののみんな男の子。お雛様とは縁がない・・・と思いきや。
お兄ちゃんも次男坊も、お雛様を飾ってくれと責め立てて、何度か二人のために飾ってやったことがある。そしたら三男坊君も、保育所で飾られたのを見てやはり出してくれ飾ってくれ・・・とせがむ。ついに根負け。それでも7段フルセットは飾るのも仕舞うのも大変と、お人形さんだけを並べてもらった。手抜きの雛飾りながら満面の笑みをたたえる悠雅君。この笑顔に負けてしまう。
5年生の兄ちゃんは昨日朝早く出発して、東京でのスカイツリーや東京タワーなど見学させもらって、今日は長野菅平スキー場の雪の感触を確かめたようだ。
明日行われる「第8回 ATOMIC ジュニア CUP 決勝大会 」に備えて、今頃は長野のホテルで眠っている頃だろう。せっかく掴んだ全国大会出場権。目いっぱい戦って、自分がどのレベルにいるのかを確認してくればいい。
次男坊3年生カー君は、全国大会には小学校低学年の部というのがないので、長野までは連れて行ってもらえない。その代償にお母さんを独り占め。
広島に遊びに行き、原爆ドームや原爆資料館をゆっくり見学。本命の目的は、広島駅新幹線ホームに陣取って、4時間あまり、出入りする新幹線をチェック。500系・700系・レールスターなどを逐一その目で確かめる至福の時間を持った。
残る2歳11カ月悠雅君は、最も喜ぶジジババに預けられる。お神楽にボーリング、電車遊びに絵本まで、家の中で散々付き合わされる。その後いいお天気に誘われて、キャッチボールにブランコ、すべり台。近周りを1時間以上かけてゆっくり散歩。そのうち遅い時間からのお昼寝。しばし解放。
見事に別れた三者三様。兄ちゃんには大きな大きなお小遣いでお付き合い。カー君には小さい小さいお小遣いでお付き合い。悠雅君には全身で寸分の油断もなく、目配り気配りのお付き合い。
フトコロが風邪を引きそうだが、悠雅君との身体の付き合いで温められた。
期待と喜びと、少し災難の三月三日ひな祭り。お疲れさん。