6月第3日曜日。言わずとしれた『父の日』である。
近くの建築会社から頂いた、予定を書き込むのにとっても便利なカレンダーに、何故か赤のボールペンで『父の日』と書き込んでいる。
誰が書いたんじゃろう。ウ~ンやはり本人かな~。
“ ジューンブライダル、6月の花嫁さんは必ずや幸せになると伺っております、そんなおめでたいお二人〇〇さん〇〇さんご入場で~す・・・・・・ ” などと縦板に水の如きイントロで、お披露目の進行を仰せつかった遠い昔をふと思い出した。なんでじゃろう。
そうだ!この6月3日から我が家の嫁さんとなった若い彼女が「父の日にはどうしても帰れないので、こんど帰った時にプレゼントを渡しますから・・・」という伝言を寄越していたのだ。いまさらプレゼントでもなかろうが、初めてもらう嫁さんからの贈り物。口には出さないが「はて ? ?」と思いたくなるのが人情であろう。
近くに住む娘は仕事で今日はやってこないし。
所在なく梅雨の晴れ間を生かして入念にクルマのワックス掛け。かなり遅くなってしまったサツマイモの植え付け、草取りで体重が減るほどの汗を流した。
コックリさんに見舞われながら、カープの交流戦最終試合西武ドームからの中継を観るともなしに観る。今日はどんな負け方をするんじゃろう??
ン?6回に4点取って5対0今日は勝つのか?と思ったとたんに4失点。やはりズルズル逆転負けか、と覚悟した。ところが終わってみれば11対4。胸のすく大勝!
せめてもの慰みで、カープが父の日プレゼントしてくれた。
などと愚痴ると、情けない強欲ジジイに聞こえるかも知れないが、決してそんなことはないこともないこともない。なんやようわからん6月第3日曜日であった。