「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「華やかに・・・」

2012年06月10日 | 季節の移ろい・出来事

 

 

岩国吉香公園の花菖蒲が見頃を迎えた。
華やかなお召し物の後ろ姿が素敵な「裏」若き女性が、菖蒲の花に囲まれた能舞台を彩る「菖蒲祭り」に合わせるかのように行われる、我らが岩国工場定年退職者の会総会。
錦帯橋を見下ろすホテルに、思い思いに着飾った総勢200人の老紳士淑女が集い、年に一度の旧交を温める会。文句なし楽しいひと時を過ごす。

ここにも世代交代の波が打ち寄せ、今年から大幅な若返りの新会長就任となった。それに合わせて端役ながら一つのお役目が不肖この身に回ってきた。
この日に備えてネクタイを新調、それなりの気合を入れて臨んだ。それだけに総会の後の懇親会は、これまで以上に気持ちの弾む宴席となった。

午後2時を回ってお開きとなり、私よりは若い仲間と連れだって例年の如く吉香公園を散策。色とりどり、見事な花菖蒲が満開で迎えてくれる。ガンガン照りの陽が暑い。
新会長の労をねぎらいながらの午後のコーヒー。これがまたウマイ!

夕方には、もうひとつの大切な夕食会が予定されていた。
倅夫婦の結婚を祝う双方の家族によるお食事会。すでに何度か顔合わせはしているものの、正式にゆっくり食事を共にするのは初めて。やや緊張。

せっかくのお祝いの席、和食の素敵なレストラン。お酒かビールで乾杯を・・・と思っても、オレンジジュースにアップルジュース、ウーロン茶にやっとこさ倅がノンアルコールビールときた。ここは一番、親父らしいところを・・・などと意気がって言うほどでもないが、責めてビールで少しだけかっこつけて、みんなでカンパ~~イ!!

暮れなずむ瀬戸の海を滑るようにカーフェリーが海面に見事な光の波を描く。
親父の思いはただ一つ。港を出たばかりの二人の小舟。大海の大波にもまれるのもいいが、出来れば穏やかな海面を、ゆったり楽しい航海であってほしい、と。

珍しく、昼も夜もこのような晴れがましくも華やかな気分の一日を過ごした。
花菖蒲に感謝し、倅夫婦に感謝し、先方の家族に感謝を捧げよう。今一つ忘れてはならない、会社定年退職者の会に感謝を。ときあたかも6月9日の出来ごとをここに記す。

コメント (12)
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