「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「時には振られることも・・・」

2012年06月02日 | 晴耕雨読

       
            この手で抜いたタマネギ

畑を踏み荒らしながら、歓声を上げて手当たり次第抜いて行く孫の笑顔を楽しみに植えた300本のタマネギ。
見事に?実って、ほとんどの茎が倒れるに至った。これ以上置くと中には腐ってしまうのも出てくるから、そろそろ抜かなければならない時季になった。

どうせなら予想通り孫と一緒の収穫作業にしたかった。
たいてい金曜日には「お泊まりに行ってもいい??」と電話を掛けてくるカー君が、珍しくなにも言ってこない。今日は母親も仕事が休みで、兄弟3人揃ってお出かけだったようだ。以前なら、カー君だけは二日続きでお泊まりしても平気だったのに。そして畑でこのような土にまみれることは大好きだったのに、それさえ興味を示さなくなったのか。

これが成長の証と言うことなのだろう。畑よりも海辺の散歩よりもジジ・ババよりも、兄弟3人が母親につきまとう方に魅力を感じたり、お友達との遊びを最優先することの方が、彼なりの価値あることと変って来たのだろう。それこそが紛れもない成長の跡である。

それだけではない。あの3歳児でさえ、この頃はお母さんに甘えることを憶えてきた。
ばあちゃんでなければ夜も日も明けないほどばあちゃんを追いかけ、我が家に来れば、ジジと二階のパソコンでユーチューブお神楽を2時間でも平気で見ていたのに。
あーそれなのに、何をお土産に釣ろうとしても「ダメッ!」と一言。そそくさにクルマに乗ってウインドウを開けようともせんようになってもうた。

ジジ・ババとしては少し淋しいが、まさに親の深い愛に目覚め、兄弟で遊ぶ楽しさに興味を持つほどまでに成長したことを喜んでやろう。
お陰で、タマネギも淋しく独りで抜き取る羽目になった。
まあこんな振られる日があってもいいだろう。またいつかもどってくるよ。

コメント (6)
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