「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「秋みっつ・・・」

2013年10月09日 | 季節の移ろい・出来事

        
                台風一過、抜けるような青空に、台風の名残の雲が・・・

大型の台風24号。進路予報では、山口県上陸も覚悟した。久しぶりに本気で対策も講じて待った。
中学校も小学校も、もちろん幼稚園も、昨日のうちから台風対策として今日の臨時休校を発表した。
そんな状況からも、かなりの確率で接近することを予想した。

予報よりも沖合を通過して、間もなく温帯低気圧に変化した台風24号。同じ山口県でも、日本海側に面した萩や長門地方は、農産物などに大きな被害が出たと報じられている。その点、瀬戸内側のここらあたりは幸いなことに、大きな被害もなく安堵の胸を撫でている。
そうはいっても、家の周りの風対策を万全にし、滅多に使わないサッシ雨戸を締めて寝た。その雨戸を打つ雨と突風に何度も目を覚まされた。でもこの程度で済んだことに感謝しなければ、まともに上陸する沖縄地方の方には何ともお気の毒で、台風の話など出来なくなってしまう。

今日は朝から台風一過の抜けるような青空が広がった。ところがその日差しの強さにもってきて、何とも蒸し暑いこと。あの8月下旬の猛烈な残暑再来かと思わせる暑さに見舞われた。
そんなことくらいで目くじら立てるこたーないよ、と諭されそうではあるが・・・。

 

そんな秋にクルマで少し走ったところで、小さな秋を見つけた。
小さな沼に群生する紅いスイレン。あまりの見事さにしばし休憩、シャッターを押す。

特産の岩国レンコンは、家の周りあちこちで栽培され、間もなく迎える最盛期の出荷を待っている。そのレンコンの真っ白やピンクの花は、それこそ見飽きるほど身近に触れてきた。
この目に映ったスイレンは、通常の白ではなく、燃えるような紅い鮮やかさを見せてくれる。
こちらも、花の最盛期は8月から9月ということであったが、10月半ばにしてこれほどの群生に恵まれてラッキー。

見慣れている人たちに言わせると「別に珍しくもない・・・」とそっけないのかもしれないが、偶然に出会い、また一つ小さな秋と出会えたことを喜ぶ気持ちの新鮮さは、大切にしたい思いである。
ここでもスイレンの花言葉を添えておこう。「清純な心」・「甘美」・「優しさ」・「信頼」などとある。
歳とともに失いかけている若さを、今一度呼び戻させる花言葉であはある。タイミングや良し!

コメント (6)
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