「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「悪戦苦闘の果てに」

2014年03月15日 | 趣味・・エッセイ

                        

長い長い闘いであった。
肩はコリコリ音を立てるほどに凝りかたまる。
わけのわからん機械相手に長時間にわたる悪戦苦闘。 ついにお助けマンにすがることにした。

マイクロソフトのワードが言うことを聞かなくなった。
立ち上げて、ものの数秒で「ガチッ!」っと音は立てないが、そんな勢いでフリーズする。画面が固まってしまう。
融通の利かない頑固者の本性丸出し。なだめても好かしても、こちらの気持ちなど察する気配も優しさもない。
一旦固まったらもう取り付く島がない。にっちもさっちも行かないとはこのことを言う。

同じマイクロソフトでも、エクセルやパワーポイントは何の支障もなくサクサク動く。
ただ一つワードだけが動かない。しかも、このパソコンでは何よりもワードを一番多く使い、重宝しているアイテムである。
言うなれば、ワードさえ動けば他は多少我慢できるくらいの使用頻度なのである。

マイクロソフトオペレーターと、まさにマンツーマンでキーボードを叩くこと4日間。述べ10時間に及ぶ長丁場。
電話の向こうは、うら若き女性とお見受けした。言葉づかいも至って丁寧。その上パソコン修復はお手の物のプロである。
何度も何度も繰り返し、あれこれ修復を試みるが、今回の頑固な故障にはどうにも手の付けようがない様子。

一生懸命対応して頂く様子に、こちらとしてもだんだん心苦しくなってくる。同時に「ひょっとしたら、この手がどこか触ってはいけないところをポチッとしたのではないか・・・」と思い始める。
それでも、はっきり思い当たる節はない。
ついに、現状での復旧はあきらめることに同意した。別の新たな仕組みを立ち上げることで、使えるようにはなった。

パソコンは、2012年7月に使い始めた、Windows7ノートパソコンである。
スリムなボディといい、お色気といい、すべてお気に入りで、大事に大事に使っているのに、一旦へそを曲げるとどうにもならない。
兎に角使えるようにしてはもらった。これで気に入らなければ、購入時の状態に戻すリカバリーという奥の手がある。
これも厄介なので、できることなら避けたい。が、背に腹は代えられぬ。いざとなったらやるしかない。

まあこういった最後の切り札を覚悟さえしていれば、割と大きな気で使っていける。
それにしても、マイクロソフトさん、有難う。完全修復には至らなかったが、よくぞ対応してくれました。

春先の憂鬱が完全に晴れたわけではないが、お互いの努力に拍手を贈ろう。 

コメント (8)
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