「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「目標に向かって」

2014年03月24日 | つれづれ噺

                  

梅の便りがちらほら聞こえ始めるころ、水色の封書が届いた。
発信は「岩国市役所健康福祉部健康推進課」となっている。
内容は「生活習慣病予防教室案内在中」と赤字で書かれ、同じく赤い四角で囲まれている。
「おやっ、何か悪いことをしたか・・・?」先ずわが身を振り返ってみる。

何にも悪いこともしていないし、昨年受信した健康診断結果も「問題なし」のお墨付きをもらっている。
なのに何故このようなものが届けられるのか、まあ放っておくか・・・と横着を構えていた。
数日たってから、やはり少し気になる内容だけに封を開けてみた。「腹囲」と「血圧」に赤丸がつけてある。
ほどなく「健康保険センター」というところから電話がかかってきた。
「・・・ ・・・こうこうしかじかで、健康づくりのプロがあなたの健康をサポートします。是非教室に参加してください」と、若い女性の声で勧誘される。

そこで、昔取った杵柄。「あたしゃ長いこと健康管理の職場で働いてきた・・・この程度のことで異常と言うのか、保健指導の対象になるのか・・・」などと知ったかぶりを大上段に構える。
こんな奴がいることは先刻ご承知の彼女たち。やんわりと受け流す。そしてとにかく一度お話させてほしい、と。
そこまで言われちゃ引っ込みがつかなくなり、正面切って反抗してみようと先日、保健センターに行ってきた。

ミーラ取りがミーラになったわけではないが、まあ言ってみれば郷に入ったら郷に従えというたとえもある。
面談のテーブルを挟んで、おとなしくしっかり先方の主張に耳を傾けた。
但し、血圧の赤丸については「血圧というのはね・・・素敵お嬢さんに手を取られて測定されるだけで10や20の変動があるんよ」などとを説明して、改善指導を取り下げてもらった。 

ところが、身長と体重に見合った理想体型『BMI』は、明らかに腹囲が超過している。いわゆるメタボ体型。
これには異論を唱える余地もない。何の抵抗もなく、先方の説明を聞くだけ。
そんなこんなで、半年先の9月には「体重3kg」「腹囲3cm」の減少目標を立てさせられた、というか立てた。

ほかならぬ我が身のため、ならぬ堪忍するが堪忍!
しばらくは、昼ごはんのコーヒーと美味しいパンの組み合わせや、夕食前のお惣菜たっぷりの晩酌も控えめになりそうである。そうまでして長生きを試みるか、それとも・・・。
やはり、健康保険を使いすぎるのも世の中に貢献しないことになる。
何よりも『元気で長生き』という大義を守るためにも、少しだけ窮屈を味わって行こう。
そして9月。腹囲・体重が見ものである。できるかな~~

コメント (4)
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